身代わり伯爵の決闘 (角川ビーンズ文庫)
ああっ、もうぅ! くっつきそうで、なかなかくっつかないところがイイ。
ノリは軽快すぎる感じがしるが、もどかしさは逸品。
リヒャルト君の間のすこぶる悪さも、また一興。
台詞に“!”が多く、少々煩いけれど、面白いから我慢する。
よくもまあ、イベント(トラブル)続きで。どんなことがこれから起こるのか、というよりも
年齢の割に(恋に無縁だったせいか)恋愛に疎く幼いミレーユが若芽から蕾、蕾から花に変化するのを、これからどう書かれるのかが興味津々。
コミック化されるということだけれども、小説で十分満足しているので買うか分からない。
コミックならではの、オリジナル・ストーリーがあれば別だけれど。星の数は、これまでの総評。
相変わらず慌しい場面が展開するも大きな変化は特にない、ちょっと一休みの巻。次巻が楽しみ。
身代わり伯爵の花嫁修業 III 禁断の恋の手記 (角川ビーンズ文庫)
相変わらず、素晴らしい作品です。出てくるキャラクターたちや、ストーリーも最高!プッと吹き出したり、ニヤニヤしたりと、読んでいて飽きない作品で、乙女心をくすぐられたい人にお勧めです。さすがは清家先生です。ねぎし先生のイラストも素敵でした。アニメ化してほしいNo.1です。
身代わり伯爵の花嫁修業 II 嵐を呼ぶ花嫁合宿 (角川ビーンズ文庫)
新章花嫁修業編の第二弾です。
いろいろな誤解が生まれては解決しました。キリルの問題が中心となっています。
キリルの今までの言動について解き明かされますが、「身代わり伯爵シリーズ」らし過ぎる理由に、ものすごく納得してしまいました。ヘビィな理由もありつつ、つい笑ってしまう結末で深く納得させてくれるのが、このシリーズのすごいところだと思います。
その問題と平行して、ミレーユはリヒャルトの元お妃候補のお嬢様たちに囲まれた合宿に参加します。
新キャラ(女の子多数)もたくさん出てきて、今後の活躍が楽しみですね。
リヒャルトとミレーユは前回から引き続き禁欲×天然で、凄まじいまでのいちゃつきぶりですが、何が不思議って、リヒャルトはいちゃいちゃ禁止令を食らい、それを守って(?)いるはずなのにミレーユに対する甘々ぶりがさらに増していることでしょうか。とにかく出てくる飛び出す台詞(手紙までも)が物凄い。禁止令を食らっている分、言葉攻めなのだと思いますが……凄いです(笑)
今回はこの2人のケンカ(?)も見どころ。「おぉっリヒャルトがミレーユに命令口調!」と新鮮でした。
フレッドの大好きランキング1〜5位(女性)も明かされます。
キャンディ・ポップ (ルルル文庫)
ライトノベルとは気軽に楽しめ、明るい気持ちにさせてくれるもの。
このお話がまさにそれ。
アイリス王女はがんばりやだけれど普通の子。ザオネイルはとことん怠け者で、レジーは危険なやつ。
魅力的なキャラクターが、しっかりした世界観の上で、キャンディみたいにぽんぽん入り乱れて事件に巻き込まれる。
シリアスだけれどとことん悲壮感はなく、楽しい。
好きだなあ、こういう物語。
Cafe吉祥寺で 二番煎じ (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)
あのカフェ吉祥寺の個性豊かな5人組が帰ってきました!!!
これぞ、『カフェ吉祥寺で』!
ゆるーくてあたたかく楽しい、一度は行ってみたくなる癒しのカフェ空間がココにあります。
多少癖のある作風ですので、本格的なストーリー展開を求める方にはお勧めできません。
ゆるーい気持ちでほわっと読んで下さい。
※TVドラマ好きな方はドラマと全然違いますのでご注意ください。
(特にキャラクターは全然違いますのでご了承の上お読みいただくことをお勧めします。)