sheeptown ALASCA
もうすでに皆さん仰っているように、賛否両論あるアルバムです。特に前作の「jacaranda」、または「神様の椅子」のようなものを望んでいた方には物足りない、飽きるなどの意見があると思います。確かに、わたしも初見の時は11曲終わったあとで「ん?これで終わり?」という不完全燃焼感がありました。
しかし何度も聴いているうちにその曲の味が滲み出てくる感覚は変わっていません。むしろおとなしい曲が多いからこそ、じわじわとこみあげてくるものがあります。まるで朝から夜に向かっていくような構成も、上手く自分にはまれば非常に美しいアルバムです。
彼らはいつだって、生と死を見つめています。その美しさと残酷さを心から感じられる、確かにいろいろありますが個人的には良い一枚です。
TRANSIT(トランジット)14号 美しき西海岸を走り抜けて (講談社 Mook(J))
いいな、と思うとどの書店でも完売ていてすぐに手に入らなくなってしまっていたTRANSIT...。
最新号はアメリカ西海岸特集ということで、発売日にgetしました。
西海岸と聞いてまず浮かぶカリフォルニアは付録本でたっぷり紹介されているが、
本誌ではメキシコ国境からアラスカまで海岸沿いの各都市の撮りおろし写真があるのが、
他の雑誌の「西海岸号」とはひと味違った印象。
分厚い付録本や氷河を切り取った特大ポスターなどいつもより豪華です。
西海岸音楽、スポーツ、アミューズメントパーク、オーガニックフード、
セレブやポップスター、ヒッピー〜ITまで、西海岸の自由な空気を象徴するような
カルチャーも何ページにも渡って細かく紹介されていて、
じっくり時間をかけて読みたい本です。