スカー・ティッシュ―アンソニー・キーディス自伝
レッチリはそんなに聴かないのだけれど、自伝好きなので読んで
みた。
父親がプッシャーという絵に描いたような家庭に育ちながら、
いかにしてバンドで成功していったかが綴られている。
他のミュージシャンとの交流の部分がとても楽しい。カート・コバーン
とかスマパンのメンバーとかエディ・ヴェダーなど。オアシスも
出てくる。薬物更正施設でエラスティカのテープを繰り返し聴いてた
って部分は意外だった。 フェスでのジザメリの感じの悪いところ
には笑った。
それとアルバムのレコーディングの部分もすごくいい。リック
・ルービンとの信頼関係や、曲作りの場面などが面白かった。
何度も替わっているギタリスト達の違いも楽しい。
読み飽きるくらい何度もドラックにハマるので、後半は飛ばしたくな
った(笑)薬物中毒ってこうゆうものなのだな、と勉強になった。
なんだかんだありつつも、楽しく生きている感じがとても羨ましい
と思った。
2004年にアメリカで発売された本らしいので、続きも是非書いて
もらいたいです。
OMAR RODRIGUEZ LOPEZ & JOHN FRUSCIANTE (オマー・ロドリゲス・ロペス & ジョン・フルシアンテ)
ダウンロードしましたが
聞いていて気持ちいい作品です
雑音とか書いてる人は耳大丈夫ですかね…
カーテンズ
二曲目Lever Pulledの最初の第一声でやられました。
ヘロインの世界から持って帰ってきたものもあるのかないのかわかりませんが、
相当の苦しみ、悲しみを乗り越えた後の悟りにも近いような何か、枯れた落ち着きとか、静寂とか、
そういった感覚をジョンのギターから感じるのです。それはカリフォルニケイションでも感じました。
まぁ悟った事ないので、その音が悟りに近いとか、ぶっちゃけわからないのですが。
そんなことは置いておいて、
ジョンのソロアルバムでどれを買おうか迷ってる人は、このアルバムがとっつきやすいのではないでしょうか。
哀愁、静かな喜び、美しいギターと歌、
浸るのが得意な人はこのアルバムで良い世界に浸る事ができるのではないでしょうか。