デメント カプコレ
人の内面の恐怖が味わえるゲーム。か弱い主人公と、危険が迫ったときに言うことを聞くか聞かないか、わからない愛犬がその恐怖を増大させていました。序盤は攻撃手段や慣れが無いせいか、本当に恐かった。リタイアしそうになった。
ですが、愛犬が確実に言うことを聞いてくれるようになり、大ダメージ技を覚えたり、回避を覚えたりしたり、しまいにはか弱い主人公だったはずなのに、キックが強くなるアイテムを手に入れより攻撃的になってくる後半。
序盤と明らかにゲーム色が変わってしまう後半は、逃げ場も無く、「逃げるゲーム」から「撃退するゲーム」に変わって、後半はバイオの様に、なれてしまえば恐くない、倒せれば恐くないと思えてしまいます。
このゲーム性の変化を「倒せるから面白い」ととるか、「倒せるから怖くない=面白くない」ととるかで評価が変わってくるのではないでしょうか。
しかしグラフィックはPS2トップレベル、竹中氏の演出も良い雰囲気、カメラワーク良好等々ゲームとしては高い水準です。
あと注意として、過激な描写、暴力、性的テーマと描写があることと、犬が蹴られたり殴られたり、刃物をあてられたり銃で撃たれたりする場面がありますので、犬が好きな方は注意して下さい。
長文失礼しました。
DEMENTO 公式ガイドブック
ネットにもいくつか攻略サイトはあります。でもFCの時代から攻略本というものが染み付いてる自分にとってはやはり本がしっくりきます。★内容はカラー映像を交えたチャート式攻略本です。MAP、道具紹介、全隠し要素等、全て網羅しています。★ただ複数エンディングがあるようで、それを実現する為には先の内容を本で知っちゃうわけですからゲーム自体の面白さを半減させるかもしれません。
デメント オフィシャル コンプリートガイド (カプコンオフィシャルブックス)
私はDEMENTOが怖くてプレイ出来ないだろうと考え、 ストーリーなどを楽しむべく購入しました。 この本の素晴らしい点は 『順番通り読めばネタバレが少ない』点だと思います。 反対を言えば、 『物語についての説明が不十分』だと考えます。 予想していたより ページ数が少なく驚き 『やはり情報が少ないからか』と納得です。 値段が高いなぁ、とツッコんでしまいました(笑) 竹中直人さんのインタビューも もっと充実させてくださいよ!!と言ってしまいました。
デメント
「逃げ廻るしかない」それはわかって購入し、それなりのスタンスでプレイしていたので、ゲーム性を理解して楽しんでプレイしていたつもりです。確かに自身の非力さも手伝って、絶望的な気分の緊迫感はいい感じで味わえ楽しめるのですが、段々とストレスがたまっていくのは否めません。
追跡者のあのデブに腹立つのです(笑)。あんな程度の奴相手にいつも逃げるしかないなんて段々と情けなくなってきて・・・。
個人差はあると思いますが、「バイオ」系ホラーゲームでマップを制圧していく興奮感が好きな人には途中で飽きてしまうゲーム内容だと思います。
謎解きのレベルや、グラフィックの美しさ。主人公の美少女感(カプコンの美少女キャラはいつもリアルすぎでキモカワすれすれですが。笑)など、良い点も沢山あります。とことん逃げるだけに我慢しきれるととても楽しめるゲームだと思います。
あと取り説の不親切さもカプコンならでは。しかしながらゲーム内の電子マニュアルでカバーしているので、そんなに問題はありません。
銃をぶっ放すのが好きな人には、ひたすら忍耐するゲームとなるでしょう。