下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]
まず・・・
1. ジャケットで敬遠されてる方 ------ 「何このイカれた感じの二人は・・・??」
2. キャスティングで敬遠されてる方 ------ 「どうせ売れ線アイドルの暇つぶしでしょ。」
3. ファッションで敬遠されてる方 ------ 「何これ!だっせエー!ありえねー!!プッ!」
この三つでこの作品を見ることを敬遠している方々に言っておきましょう。
「絶対に人生損してますよ・・」と。
ちなみに私は、映画の完成度には相当厳しいです・・・僭越ながら・・。まあ私の主観などどうでもいいですが・・・。
自分の頭を、ハンマーで殴られたような衝撃のある作品はそうはありません。
それを感じ取ってもらえる方法は・・・、この作品をとりあえず鑑賞してみることですな。
STORY BOX 29 (小学館文庫)
文庫判の月刊の文芸誌。ここのところイケメン俳優の表紙が続いたが、今回は堀北真希。映画の宣伝だが、この路線はずっと続くのかな。一本でも小説を増やして欲しいんな。まぁ、毎回同じことを言うのはやめよう。
今回から始まった「文庫グランプリ2012」のベスト40が発表が掲載されている。全国の書店員114人が厳選ということなので、内容は信頼してもいいのかもしれないけど、1位が自社が出している夏川草介の「神様のカルテ」とは...ちゃんと読んでいるわけではないので、私自身も評価できるわけではないけど、第1回から自社の作品を1位にしてしまうというのはどうなんだろうね。公正さを疑うわけではないけど、そもそものこの賞の創設目的から疑われてしまうかもしれない。書店員が選ぶってのもどこかで聞いたような話だしね。
さて、今回面白かったのは、大正時代の北海道の百貨店開店の話を描いた小路幸也の「オールディーズ・ロマンス」。まだ話は序盤もいいところだけど、かなりいい出だし。
ミシン
友達に薦められて読んだのですが、
最初読んだ時は「こんな感じかぁ」ていうぐらいの感想しかありませんでした。
でも、次に読んだ時、印象が変わりました。
初めて読んだ時には、あまりのインパクトに気付けなかった愛に気付けました。
ブランドをよく知らない私にとって、この主人公はとても高貴で、
世界が違う!!とひいていたのですが、中身は普通の愛だったのです。
最後に主人公が言った言葉が切なくて・・・。
まだ読んだ事のない人にはもちろん、この本を一度読んでつまらないと言った人にも、読んで欲しいと思いました。
STORY BOX 25
前号の「神様のカルテ」の櫻井翔に引き続き、今月号は「僕たちは世界を変えることができない」の映画化の主演の向井理が表紙。別に二人とも嫌いなわけではないんだけど、映画の宣伝は別な媒体でやって欲しかった。
文庫判の月刊の文芸誌であるこの雑誌は、今まで、あまり小説以外の記事はほとんど載せることはなかったんだけど、先月号からその路線を変更したのか、映画の宣伝を載せるようになった。出版社が映画の宣伝をしてはいけないなんてことはないし、今までの読者とは違った人たちもこの雑誌を読むようになること自体は悪いことじゃないけど、この雑誌の良さが消えてしまう気がする。一本でも良質な小説を掲載したほうがいいのでは?
なんてことを言いながら、今月号も楽しめた。嶽本野ばらの新連載「破産」も面白かったが、夏川草介の「神様のカルテ3」も良かった。なかでも先月号から連載されている笹本稜平の「遺産」の展開は目が離せない。それと毎号楽しみに読んでいる飯島和一の「狗賓童子の島」は、いよいよ明治維新へと突入。これから、どうなるんだろう?
下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉 [DVD]
ヤンキーとロリータっていう、めちゃかわった友情。これを見て土屋アンナに惹かれました。すごいオーラがあります。見所として、脇役がめちゃ面白い!!桃子(深きょん)のだめオヤジの宮迫、母親の篠原涼子、八百屋の荒川良々、やくざの本田博太朗、おばあさまのきききりん、オカマ店長役の岡部義徳、そしてチンピラ?の阿倍サダヲ!
脇役ながら皆自分の個性を出し切ってる。脇役が主人公の二人をものすごく引き立てている映画! 笑いばっかの青春コメディに思えるかもしれないけど、ものすごくセンチメンタルなシーンがあって…特に誰かの涙シーンには必見!泣けますよ。何回もレンタルしてましたが、DVD買いました!損はなかったぁ…10代は特に見てください!