Grateful Dead
英米の60年代のマイナーヒットソング集アルバムとして有名な「ナジェッツ」に収録されてても不思議じゃない1曲目のThe Golden Roadや、初期のビートルズが演ってそうな2曲目のBeat It On Down The Lineなど
ごく普通の60年代のロックンロールソングがいっぱい詰まったデッドのファーストアルバム。
デッドファンというよりはこの年代のガレージロックが好きな方に聴かせたいアルバムだ。
デッドファンの方にはガルシアの長尺ギターソロが堪能できる9曲目のViola Lee Bluesがオススメ。大半の収録曲が3分以内で終わるのに対しこの曲の演奏時間は唯一10分を越えるものとなっており、当時代を考えると結構実験的なナンバーなのかもしれない。
ちなみにRhinoから出ているデッドのリマスター盤は全てデジパック仕様になってるが
2011年にワーナーから発売された国内盤はプラスティックケースでの発売になっており
リマスター、ボーナストラックの内容もまったく同じなのでデジパックを嫌う人には国内盤をオススメします。
The Grateful Dead (Skull & Roses)
1のシンプルなイントロを聴くだけで、心がウキウキし始めるのは僕だけじゃないだろう。それくらい1の演奏の心地好さは無類のものだ。そしてその後に続く曲も、本当に気持ち良く聴けるものばかりで、中でも10は感動なしでは聴けない名曲、名演だ。そしてそれに続く11のメドレーもこのアルバムの最後を飾るに相応しいもので、特に最後「Goin' Down The Road Feeling Bad」と繰り返しながら盛り上がって行くところは最高。(だからボーナストラックは要らない。曲も大したことないしね)
こんなライブを草むらに寝転んで、爽やかな風にでも吹かれながら聴いていられたら、本当に最高だろうと思う。
僕はこのアルバムでデッドのファンになり、カントリーも悪くないな、と思うようになった。
The Grateful Dead Movie [VHS] [Import]
これ、リージョンフリーです。
ココではリージョン1になっていますが。
デッドが絶頂期ともいえる70年代のライブものですが、ライブ以外のシーンもあり、70年代の雰囲気が非常に伝わってくる作品です。あぁ、デッドヘッズってこんななんだな~って。ビデオでは収録されていないDisc2は95分もライブ、CMなどが入っています。
ビデオで持っていたけど、買い直したかいがあります。