プリンスアニメージュ2012winter(ロマンアルバム)
年末年始特大号のため、口絵ピンナップも増量の本誌です。
タイバニさんの表紙なのですが、こちらは「うた☆プリ」目当て、下野さん目当てで購入した立場で。
Special付録のB5版の「うた☆プリ」下敷き、二枚セットで4面。
Sクラスの三人・那月(というか砂月?)と翔の例のピンクリボンのイラストのヴァージョンと
レンと聖斗のツーショットと音也・トキヤのマジLOVE1000%のステージ衣装のヴァージョンです。
ピンナップ・ポスターはトキヤとHAYATO。
記事にはプロデューサーさんの座談会、アニメ―ターさんたちの手によるイラスト、
森さんのインタビュー、上松さんの歌唱指導。
そして、翔のCV・下野紘さんのグラビア付きのインタビューが掲載されています。
記事はどれもかなり充実の内容で、少々のネタバレもあったりでとても楽しめました。
タイバニさん、および、イナズマイレブンの特集もかなり充実されていました。
おじさん特集、双子特集など、切り口が新鮮な特集も。
お値段は少々はりますが、年末年始にたっぷり楽しめる内容だと思います!
プリンセス トヨトミ DVDスタンダード・エディション
政府から大阪に派遣された会計監査院の三人(堤真一、綾瀬はるか、岡田将生)が、監査のいっかんとして訪れたのが謎の組織「OJO」(大阪城を管理するとかいう名目の社団法人)。
ボロい建物の小さな組織で一見なんの問題もないように見えたが、調べているうちに考えられないような大阪の事実に直面する...といったお話。
小和田 哲男氏の「豊臣秀吉」を読んだ直後にこの映画を見たので、21世紀の太閤伝説について感慨深いものがあったが、大阪在住で大阪を何よりも愛する男として真っ先に感じたのが、大阪独立国家と言ってる割には、たかが会計監査院の副長(堤真一)相手になにやっとんねん、と。
仮にも江戸時代は日本一の商業都市、明治大正時代は世界のトップクラスの大都市が独立国家を名乗るのは別に100%ありえない話ではない。ただ独立国家になるということがどういう意味をなすかということについて少なくともこの映画作品(原作は読んでないから知らないが)はつめが甘すぎる。しかも、王女?君主政治にするつもり?太閤秀吉さんは王でも将軍でもなく関白です。
しかも秀吉は大阪の主ではなく全国制覇し朝鮮まで侵略した人物で、果たしてどれだけ大阪のことを愛していたかは疑問。それにしては大阪人は太閤秀吉さんがすきやねー。
秀吉軍の旗に使われた瓢箪で大阪の男たちが立ち上がり、どんな国になるのかなー、王女はどうなるんだろう?と思っていたら、なんか男と父親のつながりがテーマみたいになってきて、話の焦点がずれてくる。
だけれども、単なるコメディと割りきって見ればそれなりにおもしろいし、堤真一と中井貴一という今が旬の演技派のぶつかり合いも素晴らしいし、綾瀬はるかのボケ役もかわいい(関西弁ヘタクソやけど)から見て損はないです。
プリンセスクラウン アトラスベストコレクション
今まで自分のやったRPGの中では、プレイしていて一番楽しかった作品。
グラフィックスが美しいだけではなく、主人公グラドリエルの魂までもが美しい。
また、脇役それぞれにも独特な魅力や温もりがあり、それがこのゲーム世界を、よりいっそう親しみやすいものにしています。
しかも、メインストーリーをクリアすれば、これら脇役たちを主人公にして、新たな視点からこのゲームの世界をプレイできるというオマケつきです。
ムービーによる演出やボイスなどは一切なし。
戦闘シーンでの画面の切り替わりなどもまったくありません。
ところが、この作品の場合は、キャラクターの表情や動きの繊細さによって、それら表現の幅を広げています。
そのため、特別なイベントシーンがなくても、誰もがこのゲームの世界に没頭し、物語を満喫できるようになっています。
最近のゲームしか知らない自分は、逆に、そのことに大変驚かされました。
アクションについては、序盤がけっこう大変ですが、経験を積みさまざまなアイテムが入手できるようになる中盤からは、かなりラクになります。
アクションが苦手な人でも、豊富なアイテムを利用しながら戦闘にのぞめば、かなり有利に戦うことが可能でしょう。
子供には夢や希望や冒険を、大人には心のどこかがほんのり温かくなるような、そんな気分にさせてくれるゲームです。
良い本や良い映画にめぐりあえたのと同じ気分になれたゲームというのは、もしかすると、自分にはこの作品が初めてかも知れません。