カヌチ 黒き翼の章(通常版)
プレイしてみて、期待は裏切らない作品でした。
ボリュームは十分にあったし、特に不快に感じるところもない。
けれど、すべてをクリアしてみると終わるには何かが足りない。
これで完結!!
と思えるようなEDが見てみたかったような気がする。
指揮官の条件―朝鮮戦争を戦い抜いた軍人は語る
戦場における指揮の執り方と言うよりかは責任の取り方について書かれた本です。作者は朝鮮戦争を韓国軍の前線指揮官として戦い抜いた白将軍という人で戦前は日本軍の一員として中国大陸を転戦したそうです。この本の紹介文にも書いてありましたが、「指揮官は一番のファイターたれ」とか「真の勇気は責任感から」という感じでリーダーシップとは何なのかということを戦場での経験を交えながら書きつづっています。日本人好みの一人で十人をやっつけたとかいうお話や常識を覆すような奇策は一切出て来ませんが戦場での情報の大切さや組織内における調整の難しさが克明に記されているのが印象的です。特に戦場で人種も文化も違う韓国軍とアメリカ軍が共同で戦うのに「カッチカプシダ(一緒に行こう)の精神」が大切だったという言葉は今の日本人にも無視できないものがあると思いました。文句なしに星五つです。
X X X(初回生産限定盤)(DVD付)
「XXX」はhyde曲で、思わず身体を揺らしたくなるダンスナンバーです。
DVDのディスクデザインが、蛇と黄金の林檎でおしゃれ(個人的に大好き)。「花葬」の時の黄色い蛇はとても美しくて可愛らしかったのですが、今回は麗しい白蛇が登場します。やっぱりラルクといえばヨーロッパ臭い演出が鉄板、と思います。ビューティフルレディーに囲まれて狭そうに揉まれている四人を眺めていると、飽きませんよ。
「I'm so happy」は意外なアレンジです。
hydeはあんな声が出せて、ああいう歌い方もするのね、と思いました。好き嫌いが分かれるでしょうが、妙にクセになります。でも、hydeless versionは素晴らしいです! 思わず眠ってしまいました。あくまでも個人的な体験ですが、仕事の後いやーな気分のまま帰宅して気が立っていたのが、浄化されました。夜眠る前にも聴いたら、すうっと眠りに入れたので感謝しています。hydeが好きな人へ。一緒に堪能しましょう。
次は誰の曲が出てくるのか楽しみです。確実にスキルアップした四人が、まだまだラルクでやりたいことがあるのだと判ります。ラルクには冒険が似合いますよね。飽きさせないで好きに続けて欲しいです。
ビジュアル版 脳と心の地形図―思考・感情・意識の深淵に向かって
ジャーナリストによるビジュアルを多用した、わかりやすい入門書。
エピソードの重なり具合からいくと、ポール・M・チャーチランドの「認知哲学」をかみ砕いた感じです。こちらも読んでみると復習になって良いかもしれません。