BUFFALO Wチューナー搭載 HDDレコーダー 1TB DVR-W1/1.0T
簡易地デジレコーダーともいえるDTV-H500Rに追加導入したが、本機は大変に気に入った。
DVR-W1はHDレコーダーとして順当な”正当進化グレードアップ版”というのが偽らざる印象。
前モデルの”最低限録画可能な地デジチューナー”から、TV録画機として必要と思われる要素を厳選して足した形の製品に仕上がっている。
前モデル(現在はDTV-H500RからDVR-1Cに型番変更の模様)は、コンパクトなサイズで高速軽快な動作や番組表の高速スクロール等、
1万円半ばという実勢売価を考えるとなかなかの秀作ではあったが、「地デジチューナー」の位置づけでコストダウンを優先したためか、
いくつかの割り切り過ぎとも言える仕様が見受けられ惜しい製品だった。
本モデルは、その「割り切り過ぎ」であった仕様に手が入る形になり、もともと持っていた高速レスポンス等にも磨きがかかっている。
追加・改善された機能は「録画番組を見ながら並行しつつTV録画」「録画中追っかけ再生」「BS/CS対応&Wチューナ化」
「1.2倍音声付早見視聴」「リモコンレイアウトの見直し」「HDMI-CECの連動TV電源ON&入力切替(CEC対応TVのみ)」等。
加えて、9局が一覧できる番組表も、レイアウトはそのままながら文字のハイレゾ化とスクロール速度に磨きがかかっており好ましい。
圧縮録画やネット配信等は引続き搭載されず、いわゆるDR(MPEG2TS)録画オンリーの割切りっぷりだが、メーカーが
「らくらくTVレコーダー」と名付けているように、その分、直感的な使い勝手になっている。リモコンも軽く動作がイメージできる
ボタンだけ配置され、「スタート」や「ホーム」というボタンがないのが逆に使いやすさを高めているように思う。
録画した番組も録画後とはなるが、グループ機能で99グループ迄分類可能。番組別フォルダというイメージの利用も行える。
(本機は基本的な動作もそうだが、「複数選択」という類の操作も 非常に軽快なため、複数選んでグループ化といった作業に
ストレスを感じない)
静音性もDTV-H500Rよりも向上しており、背面ファン搭載も、静音タイプのものになっているのか、現状は動作音も気にならない。
本モデルはHDMI-CECにも対応しており、本機の電源ONで、TVの電源や入力切替が連動する。これは地味な改善だが何気に便利。
BS対応Wチューナー&1TBで2.5万(現在のAmazon価格)は、BDレコーダとは異なるポジションの「TVのタイムシフト用機器」
として面白い存在です。低容量シングルBDレコーダーに追加での買増し用途には最適かも。
※3/22追記:追加導入で「ゼン録」DVR-Z8を買ってしまったのでレビューを書きました。
こちらもどうぞ。⇒ BUFFALO 8チャンネル自動録画 HDDレコーダー [全録 ゼンロク] 2TB DVR-Z8
BUFFALO 8チャンネル自動録画 HDDレコーダー [全録 ゼンロク] 2TB DVR-Z8
※簡易レコーダDTV-H500RにダブルチューナのDVR-W1と導入してきて、
自宅の録画環境に満足していたが、バッファローレコーダの”最上位モデル”
として気になっていた「ゼン録」DVR-Z8。
値段も高いので(笑)、気にしないように心がけていたが、値段がじりじりと
下ってきたところで、我慢できなくなり、ポチっと導入してしまった。
ということで、DVR-W1ユーザの目線での「ゼン録」DVR-Z8レビューです。
”地デジ全番組、8日間まるっと全録”がメーカーのキャッチだが、
この製品は「全番組」を録画しているというより、「全チャンネル」を
まるごとキャッシュしているというほうが、実際の感覚として正しい。
「番組表から番組を選択して再生」は、実際には番組単位のチャプター
での頭出し再生動作となり、そのままにすると、そのチャンネルが延々と
「時間がずれたまま」放映される。
しかも、その時点でのチャンネル変更が可能なので、”過去時点でのテレビ
視聴状態がそのまま再現”される。
「録画したものを見ている」従来の感覚からは、過去チャンネル変更機能は
必要ないと感じるかもしれないが、この製品をしばらく使っていると、
その「録画したものを見ている」感覚自体が、変化することに気付かされる。
いわば「テレビ側の放映スケジュールと自分の時間を完全に切り離せる」
ことが自分の中で理解していくにつれ「テレビが異なる」存在に変化していく。
結果として”テレビを見る時間”と”テレビ番組が放映されている”時間を
すり合わせる必要が全くないんだ、ということが当然になり、その結果、
家庭内の「テレビを中心とした時間の流れ」自体が変わってしまった。
「今、テレビが何を放映しているか」という、これまでのテレビで重要
だったものが、「まるでどうでもよくなってくる」のは不思議な感覚である。
テレビ局の番組編成から、解放された感じ、とまで言うと言い過ぎか(笑)
”さて、テレビでも見ようか”という場面で、
・今7時5分でも、5分巻き戻して7時スタートのテレビを頭から見られる
・帰宅時間が深夜遅くでも、その日の19時〜21時のテレビがどれでも見れる
・子どもに子ども番組を見せたあと、その子ども番組の裏番組を最初から見る
・見ようと思っていた番組を、放映日時の番組表から探して見る
・暇な時間ができたので、過去番組表を眺めてちょっと気になった番組を見る
という選択肢が「テレビを見るときに当然行えること」として加わってくる。
「今、一番見たいと思うものを見たい所から見る」のが”新しいテレビ”なのだ。
「ジャパネットたかたの通販番組をところどころ飛ばして見る」といった、
従来の”予約録画して見る”世界ではありえなかったようなテレビ視聴を
自然に行うようになっていることに気づかされます。
放映している番組自体は、今までどおりであっても、これは「新しいテレビ」
としか表現できないという感覚です。
実際に体験しないとわからないようにも思ったりしますが、このレビューを
読んで、「これは面白い」と感じた人にとっては、導入して使い始めたら最後、
無くてはならないテレビ視聴マシンになるのではないでしょうか。
(少なくても私にはなくてはならない機器となりました)
◆DVR-W1と比較して気になる点や良い点、及び再生画質について
番組表がDVR-W1と異なり、高精細ではなく”ドットが粗い”のとそれにより
同時表示チャンネル数等の一覧性が低いのはちょっと残念な点。
※製品のベースとなるプラットフォームが全く異なっている。
リモコンコードは1のみで変更不可。そのため、従来利用のDTV-H500Rは
TVから取り外してしまった。(DVR-W1はリモコンコード2で併用中)
またW1と比較すると、HDMIでの電源連動も何故か省かれているので、
手動でテレビの入力切替を選択しなければならないのも改善を希望したい。
常時稼働が前提のため気になる動作音としては、ファン音は静かに思うが、
ハードディスクへの書込み音は常時それなりに発生する。
(何故かちょっと気になる時と、まったく気にならない時がある)
ただ、W1とZ8の併用はなかなか快適で、DVR-W1を映画やドラマの取りため
などの予約録画用、DVR-Z8はキャッシュされたテレビ視聴専用、と役割分担
して運用されることとなっている。
(外したH500RのリモコンはZ8用は完全互換なので、Z8用リモコンが2つ状態)
画質は4M(標準画質)なら十分だが、この設定では8チャンネル録画すると
4日分しか保持できない。(現在は関東の主要7チャンネル+TOKYO MXを指定)
購入後しばらくは4Mで利用していたが、この製品の方向性からは保持期間
を延ばす方がよいと考えて、現在は2M(低画質)での運用に変更した。
2M設定では、動きの激しいシーンはブロックノイズが激しく辛い状態になるが、
テレビ番組では「止め絵的なシーン」のほうが圧倒的に多く、全体としては
そんなに不快な映像にはならない。
※東芝の全録モデルも検討したが、やはり首都圏ではNHKx2+民放x5の
7チャンネルは最低限必要では?と思ったことと、バッファロー自慢(?)
のシンプルリモコンがそのまま(DTV-H500Rとほぼ同じ(笑))という
割り切った仕様に心惹かれたので、こちらの製品を選択した。
いろいろな付加機能の点で劣るのは確かだが、その分、シンプルにまとまって
いることと、消費電力が低く(31W)抑えられており、個人的には好ましかった。
(リモコンがそのままなこともあり、奥さんもZ8をヘビーに利用しています)
BUFFALO Wチューナー 地上・BS・CSデジタル HDDレコーダー 1TB DVR-W1V2/1.0T
旧モデルBUFFALO Wチューナー搭載 HDDレコーダー 1TB DVR-W1/1.0Tと両方使用してみてのあくまで比較のみのレビューです。
(詳細は旧モデルのレビューを参照下さい)
総評
HP等にはHDMIケーブルが追加としか謳っていませんが、使用感が大きく改善されています。
おそらく、クレーム不満が旧モデルに多かったためこっそりと改善したのだと思います。
旧モデルはまったくおすすめ出来ませんがこちらはサブ機や気軽に使いたい方にはおすすめ出来ます。
以下、使ってみて改善されたと感じる点です
・リモコン感度が大きく向上 (以前は正直酷かった)して"普通に"使用できるレベルに
・操作のレスポンスが改善
・ファン音がかなり静かになった
・リモコンボタンの質感がプラスチックからゴムっぽいものに変わり押しやすくなった
・本体のLED表示が見やすくなった
他、アンテナ感度の問題や痒いところに手が届かい録って消すだけの
かゆいところに手が届かい仕様はあいかわらず
後、細かい話だがパッケージのHDMIの絵はあきらかな金メッキだが実際は錫メッキ品でした
TOSHIBA REGZAブルーレイ 3Dディスク・タイムシフトマシン・外付けUSBハードディスク対応ブルーレイディスクレコーダー HDD5TB DBR-M190
2011年末に本器を購入し、取扱説明書もよく読まないでいきなりタイムシフトマシンを起動したところ、
2、3回タイムシフト録画が中断するというトラブルがありましたが、
トラブルの度に取扱説明書を見ながら設定(特に初期設定)をやり直し、
さらに1月16日にソフトウェアのバージョンアップ(120−1D)をしてからは、
トラブルもなく、順調に動いています。
放送時間に縛られずに自分の好きな時に過去の番組を検索して見れるので重宝しています。
ただ、BD/DVDへダビングする機能は今まで使っていたブルーレイレコーダーに比べてお粗末ですので星4つです。
編集、ダビングの機能を充実させるのが次期製品を開発する際の課題と思います。