アストロボーイ・鉄腕アトム DVD-BOX #3
鉄腕アトムは、白黒と「空を超えて・・」の世代です。アストロボーイの方は何度か観た程度です。昨年末に白黒のBOXが手に入り、コミックもすべては無理ですが、文庫版は揃っていて、「アトム今昔物語」も持っていたこともあり、アストロボーイをたまたまBOX4を安く手に入れてしまったので、このBOX3以外はすぐ入手できたのですが、中古ですが、ほぼ新品状態で入手できてコンプリートできました。ばらならこんな苦労はしないで済んだのですが。
前置きが長くなりましたが、手塚治虫が膨大な量の作品について、伝えたいメッセージは、勧善懲悪ではなく、悪人の中にも善はあり、その逆もまたしかり、人間とは何かということです。また「漫画」と「アニメーション」は別物と言い切れるのも実体験そのものからきています。手塚治虫はまず子供たちにそのメッセージを膨大な作品を通じて伝え続けたのです。
最近手塚治虫のエッセイなどをまとめて読み始めて改めて「漫画」「アニメーション」を観ています。私には子供はいませんが、手塚作品を懐かしいとだけで片付けづ、今の子供たちが読んで、観てほしいと思います。2つのアトムのメッセージは手塚の作品へのかかわり方が違うし、作成された時代も違います。量が多くどちらも観るだけで大変ですが、どちらも楽しむつもりです。
8マン〔完全版〕(2) (マンガショップシリーズ)
収録作品は下記の通り。
光線兵器レーザー 週刊少年マガジン 1963年(昭和38年)40号〜47号
超人サイバー 週刊少年マガジン 1963年(昭和38年)48号〜52号、1964年(昭和39年)1号〜2号
人間ミサイル 週刊少年マガジン 1964年(昭和39年)3・4合併号〜11号
本編のみで短編等の追加はなしです。
ちょうどテレビで始まる時期からの作品で、1巻収録分と比べると絵が完成されてる印象があります。
アニメソング史(ヒストリー)I
選曲に不満を持っているレビュアーの方もいらっしゃるようですが、少なくとも1に関しては文句のない選曲だと思います。何より全ての曲がオリジナル原盤によるものなのが素晴らしい!こうしたオムニバスアルバムの決定版的なものとして「テレビまんが主題歌のあゆみ」がよくあげられますが、実はカバー版だったり後期版だったり、あるいはレコード用に新たに録音し直したりで、放送されたものとはアレンジの違う曲がかなりあるんですよね(ルパン三世に至ってはなぜかEDが収録されている)。「テレビまんが主題歌のあゆみ」を補完する意味でもこの「アニメソング史」は価値のあるものだと思います。みなしごのバラード、すきすきソング、アクビ娘のうたなどの名EDが収録されているのもポイント高い!