イカロス君の大航海
裏表紙!この本の見所のひとつは裏表紙です。
評価の星を10個はつけたい愛らしさです。
草の根広報活動として「イカロス君」の場合にはこの冊子とIKAROSのリアルな画像が印刷されたクリアファイルをふたつそろえて周りに配っています。ギャップのインパクトで笑ってもらえて、冊子の中身で「イカ坊」のミッションとすばらしい科学的成果を知り、感動したところでツイッターのikaros_kunとIKAROSブログまで無事誘導、という流れです。例外なくファンになる。100%の成功率です(笑)。
ツイッターのイカロス君は本当に可愛くて毎日楽しみにしています。この本も宇宙でいきいきと活躍する、日本が誇る世界初を乱発したイカ坊のすてきないラストが満載です。
政府刊行物という位置づけなので一時期は某省庁が入っている地下鉄某駅に大きなポスターがあったりとか何かとお騒がせな冊子ですが、あらゆる人に楽しんでもらえるようによく工夫されています。おそらく「イカロスの本当の成果」をあげだしたら数百ページ必要でしょうが、ポイントを(涙ながらに?w)よく絞りアピールしやすい平易な文できっちりと「伝わる」内容になさっています。
こうやって「このミッションは何を目標としてどんな成果をあげたのか」を伝わる内容で刊行されたことは大変にすばらしい大英断だったと思います。
追加の科学的成果をもりこんだ続編を心待ちにしています。
うちゅう (キッズのためのしかけ図鑑絵本 KIDSはかせ)
とにかくたくさん「しかけ」があり、このしかけを探すだけでも楽しい本。大人も楽しめます。こんな本を自分でも作ろうと思ったら、1500円では作れません。北斗七星を大熊座と書いてあったりと、少し「ん?」と思うところもありますが、しかけの工夫で、宇宙がわかりやすく学べます。
小惑星探査機はやぶさ イトカワラッコ アームレストクッション(てくびまくら)
子供が、「はやぶさを抱っこするイトカワを抱っこする僕!」と大喜びでした。宇宙好きの私の趣味で買ったのに、今では横取りされてイトカワを抱きしめて一緒に寝てます。
イトカワのかわいい表情に癒されます。