人生は上々なのだ (マーガレットコミックス)
彼の両親の反対にあって駆け落ち同然で同棲をはじめた主人公だが、お金はないし彼の態度は日々悪化の一方。極貧生活の中で、彼の夢を応援してあげたい気持ちと、自分の理想との葛藤に揺れる主人公。
主人公がとにかく健気でカワイイです。読後無性に幸せな気分になれること間違いなし!
服部
多彩な作品集となっている1989年のサードアルバム『服部』。ここでアイドル視されていたユニコーンが一気にブレイクをはじめた。
ジャケットからしてふざけているのだが、アルバムの内容も笑えたりして楽しめる。
この『服部』から加入した阿部が歌う傑作や「人生は上々だ」、パンクとオーケストラを混ぜ合わせて、サラリーマンの悲哀を見事に歌い上げたユニコーンの代表作「大迷惑」といった燦然と輝く作品が並ぶ。
この頃から奥田の才能は以前にも増して輝き始めた。そして、メンバー各々の才能のぶつかり合いが始まったのもこのアルバムからともいえる。
人生は上々だDVD-BOX
なぜこれが今…?という、
ちょっと意外に思った今さらながらのDVD化。
しかし、これはDVDにするに大賛成の傑作ドラマでした。
内容は男同士の友情なのですが、二人とも“底辺”なのです。
一度、底辺に落ちてしまった者同士が協力したり喧嘩したりで、
それでも一緒になって這い上がっていくストーリーが、見てて面白かった。
木村拓哉も、今でこそ「何に出てもキムタクはキムタク」
みたいな言われをされる事もよく見受けられますが、
まだこの頃は若くて新鮮なイメージの彼を見る事ができます。
恋愛も絡んでくるのですが、石田ゆり子さんや戸田菜穂さんもみんな美人。
本当に若さと前向きなエネルギーに溢れるドラマで、
最終回まで含めて脚本の出来は良かったと思います。
傑作とまで思うかはまた人それぞれなんですが、
最悪でも“時間の無駄”みたいな事にはならないドラマだと断言したいです。
見て損はしません! お薦めの星5つ。
トゥルニエを読む(上) ーキリスト者の成長と成熟ー
この本はトゥルニエを読む最初の本として
とても良いと思います。
(ただし、内容が濃いため、立ち止まらせられることの多い本です)
以下は「人生の四季」について書いたレビューです。
ある投稿のための仕様のため、あっちには掲載できないんで、
こっちに掲載させていただきます。
人がほんとうの自分(人格)になる経験は、それは
神との出会いの体験に結びついているのだと
トゥルニエは書いています。
トゥルニエはこの本の中で、
人は神に従うこと(みこころを行うこと)と、
自分の才能を発揮すること(個性化、自分自身になること)とは矛盾することではなく、
調和するのだと書いていたように思います。
そして、自発的に神に従うようになる(自我からの解放)以前に、
人は愛され、与えられ、受けなければならないような
意味のことも書かれていたようです。
「キリスト教は人間を抑圧するものか、解放するものか」は本書の中の
著者自身からの問いかけです。本書の途中でいきなり現れます。
問題意識を持って読むとよりよいかもしれません。
トゥルニエは自分自身の若い頃の精力的な活動を暖かく振り返りながら、
宗教組織や種々のプログラム(活発な活動)とは別の次元として、
祈りの生活、黙想の生活などを重んじた信仰生活を
提示しておられるようです。
ともあれ、工藤信夫先生の
「トゥルニエを読む(上) 」あめんどう発行、を
読まれることをお勧めいたします。