静かなるドン 100 (マンサンコミックス)
100巻超えのコミックスとなると、いまさら手を出すのもどうかな・・・と避けてしまうかもしれません。
とくにちょっと空いた時間にマンガを読みたいだけなんだけど・・・という方には。
自分もちょっと暇つぶしに「有名なマンガだし、ためしに1巻を読んでみるかな」なんて気軽な気持ちで
電子書籍の48時間レンタルで読み始めたのですが、面白すぎてすっかりハマりました。
下着デザイナーとヤクザのドンという2つの顔を持った近藤静也が主人公で、
それを支える秋野明美がヒロイン。
魅力的な登場人物とストーリーにあっても、ギャグティストは常に忘れることなく、
なかなか叶わないラブも加わり・・・
巻が進むごとにすっきり洗練されていくイラストのほうには見惚れるようになり、
結局コミックスを購入してしまいました。
やはり好きなコミックスは手元に置いて、カラーの表紙を眺めたり
好きな場面は何度も読み返したいです。
読者を引き込む面白さが持続しているストーリーなので読みだすと止まりません。
1巻から読んでみて、面白い!と思ったらぜひ読み進めてもらいたいです。
ストーリーにおいてラブ要素も大きく占めているのと、
イケメンキャラも増えてきているので女性にもおすすめだと思います。
あとはじめのほうは露骨にHなシーンも多かったのですが、女性読者を意識してだんだん控えめにしているとか。
(静也と秋野の恋愛なんて、純愛か!!ってくらい美しいです)
連載当初の絵と比べると、無駄な線ははぶけてすっきりと見やすい絵になっています。
とくにドンちゃんはとくにスラっとして顔つきも渋くなって、ほんとカッコよくなりましたね。
100巻の大台ということで、タイトルは表紙・背表紙ともに金の箔押しです!!
ベスト・モーツァルト100 6CD
このCDはオペラの収録比率が高いため、たくさんの有名な器楽曲が抜け落ちています。特にピアノ協奏曲や室内楽の収録曲が少なく、寂しい限りです(クラリネット五重奏のラルゲットなど、絶対に落としてほしくない曲は入っています)。オペラアリアの多さは器楽中心のモーツァルト・コンピレーションとは一線を画していますが、フィガロ、コジ、ドン・ジョヴァンニ、魔笛に加えて「後宮からの逃走」「イドメネオ」まで入れているのは、ちょっとやりすぎのような気がします。
2006年はモーツァルト生誕250年という記念の年でもありますし、ここまでオペラに力を入れるなら、オペラ&歌曲&宗教曲と器楽曲をそれぞれ別個に6枚組で出してくれた方が充実した企画になったのではないかと思います。