アルゴ探検隊の大冒険 [DVD]
子供の頃夢中になりました。今見てもその興奮は変わりません。レイ・ハリーハウゼンの特撮は最高ですが、ストーリー事体もワクワクハラハラです。恋あり陰謀あり、裏切りに命がけの戦い、魔法や怪物、知恵比べ技比べです。金羊の皮はホントにあるの?イアソンのために自国を裏切った王女メディアはどうなるの?イアソンと仲間は無事故国へ帰れるのだろうか?お子さんとご一緒に、家族全員で楽しめること請け合います。(^-^)
そんなこんなを知りたくてギリシャ神話やギリシャ悲劇を読むようになりました。物語の舞台は今のキプロス辺りだそうです。長じて後もドラクロワの名画「狂えるメディア」、マリア・カラス演じる「王女メディア」などと出会い、趣味の世界を広げてくれた一作です。
レイ・ハリーハウゼン コレクション Blu-ray BOX (4枚組)
どうせ後から、全作品BOXで、出す可能性は高いのですが・・・
DVD版より、色が鮮やかで、字幕が奇麗。音声は、ロスレス音声再生可能なら、格段に良いです。
特典映像は、DVD版と違うものも、収録されています。
BDライブは、この作品と全然関係ないもので残念です。
ロスレス音声再生できない環境、HDMIで接続していないとか、テレビがパイオニアKUROと同程度でないとDVDと違いがわからないかもしれません。
アルゴ探検隊の大冒険【字幕版】
ギリシャ神話の映画化だが、モンスターの映像が凄い!天才人形師ハリーハウゼン氏の力が爆発!ヒドラの牙から生まれた7人の骸骨戦士が登場する場面は、生涯忘れることができないでしょう。
アルゴ探検隊の大冒険 [DVD]
ダイナメーション(コマ撮り特撮)の巨星、レイ・ハリーハウゼンの最高傑作といわれる、ギリシャ神話に題材を取った冒険映画です。
ストーリー的には日活から発売されている「アルゴノーツ/伝説の冒険者たち」の方が、ギリシャ神話の物語にはより忠実で、旅の途中のアマゾネスの島やコルキスに着いてからの数々の試練、テッサリアに戻ってから宿願を果たすまでも描かれており、アルゴ号の乗組員たちもカストールとポリュディケイスやオルフェウス、そして狩場の乙女アトランテ(アルゴ号には実は女性が一人乗っていたんです)など有名どころをしっかり押さえてあってギリシャ神話好きには納得の一本なのですが、3時間は長すぎますし、画面は4:3の旧TVサイズ、SFXもCGバリバリですごいところはすごいのですがチープな所は泣けるほどチープです、特にオリュンポスの表現とヒドラが・・・・。
対して本作は、ギリシャ神話本編からエピソードをうまく拾って104分に収めています。
また、ヘラクレス脱退の理由はこちらの方がギリシャ神話に近いでしょう。
ダイナメーションの迫力もいまどきのヌルヌル動くCGなど比べ物にならないほどすごい。
青銅の巨人タロスの軋んだ感じやガイコツ戦士のギクシャク感、はたまた七つ頭の水竜ヒドラのウネウネ動く表現の使い分けがCGで出来るでしょうか?。
映画としての面白さは、本作の方がアルゴノーツより数段上です。
本作でアルゴ探検隊の物語に興味を持って、より詳しく知るためにアルゴノーツを観るというのが正しいと思います。
ところで、アルゴ探検隊が他国の宝物を強奪に行ったとの印象をもたれている方がいますが、確かにどちらの作品でも説明されていないのでこの両作を見る限りそう思われてもしかたない部分はあります、しかしギリシャ神話をもっと知れば、もともとこの宝物はテッサリアにあるべきものを取り返しに行ったとも解釈できるんですよ、いきさつはけっこう悲劇ですが・・・。
レイ・ハリーハウゼン DVDライブラリー Limited Box 2
この限定版には地球へ2千万マイルの「イーマ竜」がついている。それだけでも欲しいのだが、収録されている3篇は非常に魅力的だ。アルゴ探検隊は、勿論傑作だが、他の2編はビデオレンタル屋で捜しても見つけることが出来ない幻の作品。イーマ竜は知っていても「地球へ~」は内容が分からない有様?このような形でDVDとして復刻されたのは非常に喜ばしい。欲をいうなら、デジタルマスターで、資料的な特典映像を沢山つけて欲しい。