LIVE 1982-1984
音質の良さにまず驚かされます。
「No Side」に収録されなかったかっての名曲の数々、全44曲。
当時を知るファンには信じ難いCDとなっています(しかも定価で買えること自体が信じ難い)
名曲(金)(I Love You)(Dead Body) は「Outsider」よりも音質・クオリティーは極上 歌詞の細部まで聞分けられる程、DISC-1 M-18収録の(SHANGRI-LA)はLip Creamの1st収録バージョンと聴き比べてみるのも良し。
個人的には(DISC-1)がお勧め、演奏の迫力が圧倒的でチトセ嬢のVoが付いて行けない程です。
後追いのファンは勿論、当時を知るファンのとっても納得・満足の1枚となっています。
「No Side]以前のカセット音源のCD化を熱望します。
【Blu-spec CD】イマージュ7
この「イマージュ」は、けっこう当たり外れがあったが、
これは「当たり」である。
葉加瀬太郎のバイオリンを受けて、元ちとせに入り……
というのも意外性があるがスムーズだ。全体の流れも無理がない。
いくらいい曲、聴き馴染みのある曲でも、前後の曲とのバランスがとれてないと
妙に浮いてしまうものだ。
このアルバムにはそれが非常に少ない。
もちろん聴いて感動するというものではなく、環境音楽的に聴くものだが、
だからこそ、ずっと流していても違和感のない構成が重要になる。
人それぞれ、じんとくる曲は違うだろうが、アルバムなのだから、
一曲だけ感動してもあまり意味はないだろう。
すべてにまんべんなく「心地よさ」を覚える――ここが大事だと思う。
私は仕事をしながらCDを流しているが、
最近はつい、こればかりになる。飽きの来ないアルバムだ。