東京S黄尾探偵団 保健室とマシンガン (東京S黄尾探偵団シリーズ) (コバルト文庫)
これには初めて花音の兄が登場します。
か・な・りのシスコンです。
それはもう、ぶっ飛ばしたくなるくらい・・・。
でも、花音と行衡のラブ度がちょっとUP?
鬼ノ城と大廻り小廻り〔吉備考古ライブラリィ2〕
鬼ノ城(総社市奥坂)と大廻り小廻り(岡山市草ケ部)は古代の山城跡と考えられ、敵の侵入を防ぐための土塁や石垣が現在もきちんと残っている大規模な遺跡です。
その大きさは吉備にある構造物のうち1・2争うほどにも関わらず、『日本書紀』や『続 日本紀』などの史書 には、その記述が全くありません。一般的には663年に朝鮮半島で起こった「白村江の戦い」で、唐と新羅の連合軍に敗れた天智天皇が日本各地に造った朝鮮式山城ともいわれてきました。しかし、史書への記載がないために、いつの時代に、だれが、何のために造ったのかは、謎に包まれたままでした。
「桃太郎伝説」で鬼の住む場所とされている鬼ノ城では、近年になり大々的な発掘調査が行われ、大規模な城門跡などが見つかるなど、大きな発掘成果 も上がっています。また、大廻り小廻りは昨年に産業廃棄物が投棄され、遺跡の保存のあり方が問題にもなりました。
本書では、発掘に携わった著者が最新の発掘情報を盛り込みながら遺跡の全貌に迫り、遺跡の重要性を訴えながら、いつの時代に、だれが造った山城かなど様々な説も紹介を紹介しています。こうした吉備の古代山城を一般 向けに分かりやすく紹介した本はこれまでになく、読みやすい内容になっています。 岡山県に2つある話題の古代山城「鬼ノ城」と「大廻り小廻り」を、発掘に携わった著者の手により最新の情報を盛り込みながら、その全貌に迫る待望の一冊。
東京S黄尾探偵団 青の封印 (東京S黄尾探偵団シリーズ) (コバルト文庫)
結局S黄尾のメンバーになってしまったユキヒラは体育の時間、万里という子に一目惚れ。万里へのエエカッコシに五月は意味ありげに笑い、花音は機嫌が悪くなるばかりで万里には何か秘密があるらしい。
万里の秘密をさぐるうちに事件のにおいが・・・・?
大仏開眼 [DVD]
自分が大好きな時代の大好きな人物を大好きな描き方でドラマ化してくれた、その事に感謝する。
本当に製作発表から指折り数えて放送を待って、ほぼ期待を裏切らない出来だった。
詳しい内容はほかの人に任せよう。
簡単に言うと、清廉潔白で正義感にあふれた切れ者の学者と有能だが野心にまみれ過ぎた政治家の対決を軸に、当時の日本の様子と様々な人々の姿を描いた物だ。
脚本と役者の演技、そして演出は素晴らしい。
主役の吉備真備の配役と人物造詣が、このドラマで最も評価を分けている点で、個人的にも違和感を覚える点だが、このドラマの内容としてはこれで良かったのだろうとも思える。
役者陣はすべて素晴らしい。
吉備真備、阿部内親王、藤原仲麻呂の主要3人物を演じた3人も文句なかったし、脇を固める市川亀次郎なども良かった。
なにより良かったのは聖武天皇役の國村隼さんと行基役の笈田ヨシさん。
國村さんは普通に描けば神経症そのものになってしまう聖武天皇の行動にちゃんとした説得力を持たせていたし、笈田さんは逆にこれこそ行基、他の何者ではないという圧倒的な存在感を見せていた。
この二人の演技の対決こそがこのドラマの白眉であったと思う。
さて、ここまで褒めておいて何故星4つなのかというと、見た人はわかっていると思うけれど、後半がダイジェスト版かと思われるほどの駆け足展開になってしまった事にある。
そこまでは時間が限られているとは言え十分に丁寧に描いておいて、クライマックス近くからあきれるほどの駆け足になってしまう。ある程度の歴史知識がある人なら展開は理解できたとしても、そうでない人には何が起こったのかわからなかったかもしれない。
これがなんといっても減点。
DVDに期待することは、後半がダイジェスト版になっていないディレクターズカット版である事。
そうであるかで、ドラマを見た人であえてDVDを買おうと思うかに大きな違いが出ると思う。
たぶん、あまり期待できないだろうけれど・・・
キビしいのである (ジュネコミックス)
まだ山田ユギさんが靫かりし頃の作品集です。殆どの初出が同人誌というちょっと変わった1冊ですが、やはりユギさんの作品だけあって、全編話がしっかりしていて読み応え十分です。
特に私は『チューズ・ミー』シリーズが大好きです。
もどかしさと切なさを描かせたら、きっとユギさんの右に出るものはいないはず!!
…最近の作品に至るまで、色んな脇役・主役が入り乱れて、微妙に重なってる部分がイイかな。
あ、こんなところにこんな人が!的な発見は別な意味楽しいです。
『見せ場』に頼りがちなBLの中では、そういった意味での『見せ場』には迫力がないかもしれませんが、人間VS人間のぶつかり合い…という真剣勝負ではピカイチだと思います。