三毛猫ホームズの追跡 (角川文庫 (6223))
であると思います。ちなみに次点は「三毛猫ホームズの推理」。
すなわち最初の2作で既に魅力は完結しているという気がしています。
シリーズモノとしてはこの三毛猫シリーズと幽霊シリーズとが老舗?だけど、三毛猫…の方は、この名作の後、本格からどんどん離れ、社会派をも飛び越して完全な漫画エンターテインメントに成り下がって?しまいました。 朽ち行く寸前に最も美しく啼くという白鳥の声のような作品、それがこの『三毛猫ホームズの追跡』のように思えます。
三毛猫ホームズの十字路 (カッパ・ノベルス)
長編なので複雑度は高い。
片山晴美、兄の義太郎刑事、同僚の石津刑事、牝の三毛猫のホームズの主人公の4人のうち、晴美が一番登場する。
晴美が友人の元恋人に仕掛けられた爆発物で一時的に失明する。
登場人物が多く、関係がややこしくて、何がいいたいのかわからなくなる。
元警察官の国原が、小さい子を池に突き落として、たすけようとした男性が死亡する。
話の展開にあちこち無理があり、どうも納得感が十分でない。
人によっては評価が低い可能性もある。
最初に爆発物をしかけた男の姉の葬儀で、
なにもかも清算されたかのように扱うのは、
人が亡くなるとそれ以上追求しない日本の文化だからかもしれない。
赤川次郎が日本の作家だということが分かる。
海外では理解されない作品かもしれない。
三毛猫ホームズの推理 ディレクターズカット [DVD]
三毛猫ホームズの推理で本が発売されてから大ヒットした大人気シリーズが
ついにDVDになった。やっぱり主人公、陣内孝則が扮する片山刑事
がいい味出しすぎ、まったくイメージどうりの役柄で最高。
これは絶対見たほうがいい。自信を持ってお勧めできます。
三毛猫ホームズの推理 (光文社文庫)
ある雑誌で密室殺人として評価の高い作品だったので読んでみました。確かに密室トリックに関しては鳥肌が立ちました。伏線は山程あったのに全く気付きませんでした。相当以外なモノをトリックに使っています。
密室の他にも連続殺人、売春斡旋など盛り沢山な内容ですが、それ程面白くはなかったです。密室をメインで読むとかなり楽しめる作品だと思います。
三毛猫ホームズの推理 [DVD]
マツコ好きなので、
毎回どんなコスプレして出てくるのか楽しみでした。
意外にも演技も悪くなかったし、
マツコパートは好きでした。
「人を信じろ」ってやたら言ってきます。
本格ミステリーではなくダメ刑事の成長ドラマでした。
相葉くん、大倉くん、藤木直人好きのファン向けドラマ
と言ったところでしょうか。