美少女戦士セーラームーン DVD‐COLLECTION VOL.2<完>
当初ギャグアニメだったが、段々とシリアスな場面が多くなってきて、クライマックスでは一切ギャグがなくなり、超シリアスな物語になってくる。
女の子の”恋”にスポットがあたった話も挿入されているが、それもクライマックスへの布石となっている。
クライマックスでは彼女たちがいやでも”戦士”であることにスポットがあたり、”こころ”の強さ(成長)も描かれている。
あまりの人気に急きょ続編ができるようにシナリオが変更されたそうだが、またその描き方も良い、当時のスタッフやファンの想いが作品に力を与えたようだった。
ラストシーンは、感動と悲哀で涙なくしては見ることが出来ないほどの名場面!一度は見てみよ!
ただ、惜しむらくは三石琴乃さんが体調を崩され(後にエッセーで語られているが、大変な病気でした)て、クライマックスは代役だったこと。
でき得るならば、副音声でもいいから再アフレコで作品を見たいですね。
美少女戦士セーラームーン新装版(12)<完> (KCデラックス)
絵はとても綺麗に仕上がっていると思います。(加筆修正済みですが)
しかし、評価は星4つです。
なぜかというと、ストーリー転回について行くのが大変だったから。
後半に近づくたびに、作者の頭の中のみで話が押し進められる感じで、読者(私)は置いてけぼりを食らった感じがしました。
でも、話の壮大さに関しては「そこまで行き着くのか!」と感心してしまいました。
セーラームーンがヒットしたのは、この話の規模のでかさだと思うので。
セーラー服というのも大きなポイントですね。
でも私個人は、セーラー服よりドレス姿(セレニティ)の方が好きだったりします。
ラストが結婚式というのは、いい終わりだったと思います。
プロポーズの言葉を50回も言わされたまもちゃんは、とても気の毒でしたが。(^_^;)
アニメもいけると思いますが、原作の美しい絵も堪能してみてはいかがでしょう?(カラー絵は絶品です)
2001ウィンタースペシャルミュージカル 美少女戦士セーラームーン 決戦/トランシルバニアの森[改訂版] [VHS]
セーラームーンのミュージカルは演技、ダンス、音楽それぞれすごくこっていて完成度が高いです。
神戸みゆきをはじめ出演者のみんな動きがきれいです。
個人的には神戸みゆきと河辺千恵子の歌声が大好きです。
美少女戦士セーラームーン新装版(2) (KCデラックス)
当時よりもかなり腕が上がったと思える作品です。表紙の加工も可愛いし、CGなども少量使われていて読みごたえ、見ごたえのある作品です。これを読むだけで少し幸せな気分になれます。おすすめです。早く第三巻が欲しい!!!
美少女戦士セーラームーンS DVD - COLLECTION VOL.1
「絶望」をテーマにしたシリーズ、のっけからの完膚無き敗北の予知夢、桁違いの強さの敵と謎の味方。
今に続く根強いファンを獲得したシリーズで、キャラの見せ方、謎に謎を重ねる演出が珠玉。
暗くなりがちなストーリーを、敵側のギャグで打ち消して、沈み込まないように工夫されている。
土萌教授のセリフだけでも、視聴の価値ありです。(主役クラスのベテランですから当然かも)
VOL2になるが、ラストが大団円では無い(救いはあるが・・・)ところも、考えさせられる。