転職は1億円損をする (角川oneテーマ21)
あまり語られることの無かった転職の負の側面に触れた本です。
良い内容だと思いますが、筆者の文体が癖があるので、合わない人も多いかも。
ただし、新書なので、それほど苦痛を感じることなく読み終えることができると思います。
安易に転職を使用と考える人に「ちょっとまてよ。よく考えろ。」と言うための本かと思います。
この本の反対の主張をしているのが、「会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書 (や-3-1))」ですね。金だけじゃない、やりがいや他に大事な物があるという主張の本です。
どちらも正しいことが書いてます。ので、そのバランスをどう取るのかを自分で判断することが大事、ってことだと思います。
<ドクター田平の株よりローリスク! 1万円からできる>外貨で3000万円儲ける法
3000万円儲けるとか年率100%とかどうしても数字に目が向いてしまうが、全体的に初心者に向けてとてもわかりやすく説明してある。この本で今まであやふやだった所がわかった事がいくつもあった、ただ誰にでもできるかは難しいかもしれないと正直な所思った。
獲れる!生命保険のセールストーク―お客様が思わず納得して契約したくなる 保険セールス成績アップ読本 初級編 (保険セールス成績アップ読本 (初級編))
生命保険販売に初め携わった、セールレディなどに向いた話法集です。収録されている30のトーク集は、アポイントが取れた訪問先での最初の一言としては効果があると思います。その後の展開までは詳しく記されていないのが少し残念です。
FPや生命保険アドバイスに長く従事している人は多少物足りないと思われるかもしれません。しかし、生命保険の基本的な機能・考え方を理解してもらう、お客様の関心を引きつける、テクニックに走り過ぎてしまった時に振り返るなど、自らの話法を今一度見つめ直す効果は大いにあると思います。長年、生保セールスについて研究された集大成として参考になります。
経済情報の裏読み先読み 超円高、国の大借金、赤字決算、年金はどうなる!?
円高・年金問題・国の大借金など将来に不安な要素はたくさんありますが、日本はこの先大丈夫なのか?を経済ジャーナリストの著者が解説している本。
本書は比較的楽観論で進んでいますが、数字や統計の見方はいろいろあるので、一概にこれが正解といえないのが今の現状だと思います。一つの視座として理解する分にはいいのではないかと思います。
だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方・考え方
日本における、社会保障制度の危うさを、改めて感じさせられた。
残念ながら、現状の日本では【長生きするリスク】が非常に高く、
次の次の世代である、今の子供たちに何をしてあげられるのか?
自分の子供が将来、この国で幸せに生活していく為に、
我々、親の世代は考え、行動しなくてはならないと思った。