ラグビー三国史2003 明治ラグビー十年史 ~前へ~ [DVD]
90年代、大学ラグビーの雄として君臨した明治大学ラグビー部の名試合を綴ったDVD。
全体の編集はシンプルだが、ラグビーに精通している方が担当しているだろうと思わせる内容は、ファンにとっては親切だと評価したい。
素材はラグビー中継を地味ながら続けているtvk(テレビ神奈川)のものを使用している。インタビューは評論家の藤島大氏、残念ながら成果を出せずに去ってしまった小村ヘッドコーチのインタビューも収録されている。
フルタイムで収録されている試合は、96年の大学選手権の決勝戦、vs.早稲田戦を収録。早稲田のキャプテンは、後に監督となりチームを大学日本一に導いた中竹監督。
願わくば、吉田・小村・元木あたりの名勝負のダイジェストをもっと入れてもらいたかったが、これらはNHKから発売されているDVDを買うしかないのが現状だ。
東京六大学の歌
この音源、かなり前、何十年も前によく聞いていたことがあります。まだCDとか世の中
に無い、私が早稲田大学入学前、お勉強をしている頃でした。
(大学受験に関する当時の日経短波ラジオ「合格一本道」で録ったのかな。)
「早稲田大学校歌(都の西北)」の3番の部分の盛り上がりがすごいです。1番、2番が
終わり、3番の「あれ見よ・・」から数オクターブ上がります。今まで、都の西北のCD
は何種類か聞いたことがありますが、これが実にいい!1番いいんじゃないかと思います。
5歳になったヒロちゃんは、最近、パパと同じ大学に行きたいとか言い出し、早稲田大学
の校歌と「紺碧の空」の(ワセダ、ワセダ・・)の部分を口づさむことが多くなり、パパ
として、一緒に歌うCDになっています。
約10年後かな。CDに入っている最後の2曲もしっかり覚えて、3千人以上が集まった
日本武道館でパパも一緒に歌いたいな。(早稲田大もいいけど)
パパのいうことを聞きなさい! (パパのいうことを聞きなさい! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
この作者の本は初読。
……いや、いい話なんだけどね。
いまだ大学生である主人公が、家族を失いバラバラに
されそうになった三人の姪たちを引き取り、六畳半で
暮らし始めるという設定。
ライトノベル特有の吹っ飛んだ設定で、
そこは触れちゃいけないところなんだろうけど、
変にリアリティがある分突っ込まずにはいられない。
まず親戚たちの話し合いを無視して、三姉妹を連れ出した
ところで、『何やってんだこいつは!』と思い、
大学はやめない、バイトを増やして養っていく
というところで、主人公の覚悟の甘さに無性に
腹が立ちはじめ、全体を通して自覚が足りなすぎる
主人公の行動にムカムカ。
そんなこんなで主人公に共感できるはずもなく、
そのうち子供たちを連れ去られた親戚たちの方に
感情移入する始末で……。
テンポよく、シンプルで読みやすい文章ながら
最後まで読むのは正直苦痛だった。
少なくてもこの一巻は個人的にはなし。
二巻以降は落ち着いて読めるといいなと期待。
たぶん、このシリーズは主人公の一九歳という年齢が
キーポイント。子供でなく、大人でもない。
そんな子供の子育てを描いた作品になるんだろうね。
主人公がもっと精神的に成長することを願います。