山藤章二のラクゴニメ(4) [DVD]
私の知る限り、志ん生師匠の映像は、NHKのライブラリーに保管されている「強情灸」(?・・・今、VTRが見つからない)化何か一つだけです。
最初、この企画を聞いたとき、「やりすぎではないか?」とも思いましたが、アニメであろうと「動いている」志ん生を再現しようという試みには乾杯です。基礎となる音源も、状態のいいものを選ばれており、すばらしいと思います。
山藤さんに乾杯!ですね。
志ん生復活!落語大全集〈第11巻〉 (講談社DVDブック)
第10巻の「鰍沢」の高座の後に、その演出方法を語っている。昭和39年11月1日のNHK教育テレビの映像。わずか11分で、「月の輪のお熊」の人物描写を語ってもらうには困難であるが、言葉の端々に「人間の業」の肯定が現れる。
動く映像はこれだけであるが、音声の「五目講釈」「雪とん」は、一般に販売されているシリーズにないものだし、古今亭志ん生によって復活されたとされる「黄金餅」は、やはり絶品である。
これに「坊主の遊び」と「子別れ」までついてるんだから。
ありがとうございます。
・・・・としかいいようがないですね。
山藤章二のラクゴニメ(2) [DVD]
You tubeで見たのが最初。志ん生が動いてる!羽織を脱いでる!上手、下手を切ってる!漫画なのにこんなに感激してしまうのは何故?というくらいよく出来たアニメです。志ん生の表情の変化が実に自然。「大工調べ」で大家さんが口をとんがらがして、「道具箱は返さないよ」と言うあたり、本当にリアルです!志ん生に本当に会ってるみたいな、そんなリアル感があります。志ん生でなければこんなに漫画チックには出来なかったのではないかなと思いました。山藤さん、すごいです!感謝、感激です!
山藤章二のラクゴニメ(1) [DVD]
私の知る限り、志ん生師匠の映像は、NHKのライブラリーに保管されている「強情灸」(?・・・今、VTRが見つからない)化何か一つだけです。
最初、この企画を聞いたとき、「やりすぎではないか?」とも思いましたが、アニメであろうと「動いている」志ん生を再現しようという試みには乾杯です。基礎となる音源も、状態のいいものを選ばれており、すばらしいと思います。
山藤さんに乾杯!ですね。
カラー版 似顔絵 (岩波新書)
私は山藤氏の似顔絵を初めて知ったのは接骨院に通院していたときに退屈しのぎで読んだ「週刊朝日」の似顔絵塾でした。
このコーナーは「誰でもピカソ」にも登場した人気コーナーで、来年25年を迎えます。山藤氏の似顔絵はナンセンスから本格的なものまで奥が深いものです。
私が大傑作だと思うのは、赤いポストにグレーのセーターが今の小泉首相の髪型に乗っているという似顔絵です。平成9年の作品ですが、小泉首相が好きな似顔絵と言うのも大納得。政治家の先生方にもファンが多いと言います。
この本は似顔絵塾のメンバーの似顔絵だけではなく、山藤氏の似顔絵論も書かれているためになる一冊です。