代紋TAKE2(39) (ヤングマガジンコミックス)
明石組三代目組長が亡くなって、いよいよ江原の出番が近くなる。
たった1人の舎弟しか抱えていない江原。しかしこの男の凶暴さはハンパではない。江原は外国の軍隊を金で買う。殺しのプロを前にしても、物怖じせずハッタリをかます本物の悪・江原。相変わらず危険きわまりない極道の中の極道。味方でも敵でも一緒にいれば背筋が凍るような男。命が惜しければ関わりたくない存在だ。
丈二は、江原が生きていることを知り、かおりに結婚の延期を申し出る。丈二は、かおりが江原を想い続けていることを恐れていた。そして、浮気をしてしまう。丈二にとって江原は特別な存在。結婚直前のかおりと丈二、この先どうなる?
空色デイズ
しょこたん・・・うーん、中川翔子の曲を聴くのはこれが初めてだったのですが、
といいますか、この方が歌を歌っていること自体知らなかったので、
アニメ「天元突破グレンラガン」のオープニングで聴いた時、
おぉ、かっちょえぇ! しょこたんやるなー! とか思ったり。
他に2曲収録されていて、
「happily ever after」は「空色デイズ」系のアップテンポな、
「みつばちのささやき」はガラッと雰囲気が変わって明るい調子になっています。
上司は思いつきでものを言う (集英社新書)
ネガティブな評価の多さに今更驚くことはないのかもしれませんが...
橋本治さんの本は、他人を納得させるために書いているのではないといつも感じます。自分の考えをひとつの起点というか、素材として、他の人にものを考えてもらうために書いているのだと思います。
批評も反論も、賛同も共感も、本当の意味で「自分で考える」ではないでしょう。著者の意見に対して、という直接的な反応ではなく、自分で思考を組み立てる取っ掛かりとして、この本をとらえてみてください。そうやって見ると、橋本さんの本としては要求するリテラシーがあまり高くないですし...
この本で橋本さんが言っているのは本当にタイトル通りのことです。が、それを世界の中の日本の立場に置き換えたり、儒教的な価値観と民主主義のありように発展させたり、それをあたかも「脱線」かのように見せかけながら、考えの起点として示してくれているのです。
本を読んでいる時間なんて微々たるもので、その他の時間は我々みんな、自分でものを考えて過ごしていかなければならないのだし、一時的に納得させてくれる本より、きちんとものを考させてくれる本のほうが価値があると思う方、ぜひ読んでください。