優しい時間
最愛の妻を失った父と、父から母を奪ってしまった息子が和解するまでを描いた作品。
倉本聰がこんなに上手くシナリオを書くとは知らなかった。実際に放送されたものは観ていないが、無駄のない引き締まったト書きによって、流れるように映像がイメージできるので驚いた。BGMの指示をするのは越権のような気もするが、脚本家は是非とも手本にすべき、といった感のあるシナリオだ。
扉の次のページに写真が載っているが、これに写っている長澤まさみが驚異的に可愛い。シナリオを読む限り、劇中では、困ったさんなのだが……。彼女が売れたのもよく分かる。
優しい時間
自分は結構写真集好きで、
いろんな写真集は見るんですけど、
これは大変センスが良いなと。
かなり普遍的というか誰が見ても、
何かこう感動的な何かなんだろうなというのは直感的に分かる。
とりあえず実際に手にとって見ることをおススメ。
優しい時間 DVD-BOX
オンエアの時に見ていなくて、皆さんのレビューを読んでレンタルしました。日常に疲れた心を寺尾聡さんの入れるコーヒーの湯気が優しく包んでくれる・・そんなドラマでした。最終回まで見たときには、手元に置いておきたくてもう購入していました。
多感な青年の役を本当に自然に演じきっている二宮和也さん。物語は、その親子の愛情という大きなテーマの中に 一話完結のショートストーリーが毎回ゲストの出演で織り込まれています。エンディングは平原綾香さんの歌声が雪のように静かに聡明に響きます。一度目より二度目、三度目と見るたび違う発見があり、さすがに倉本さんの脚本です。『森の時計は ゆっくり 時を刻む』そんなドラマの言葉が 今の忙しさを癒してくれます。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
添え乳で寝かしつけをしていましたが、生後三カ月後半くらいから夜1時間半置きに起き出し六か月を過ぎる頃には45分毎に起きだすようになりました。何カ月も前からいろんな寝かせつけの本を読んでましたがもしこの方法を始めたらかなり泣くんだろうなと思うと実践するのを躊躇してしまい悩んでいました。
ハイハイしだしたら疲れて治るかも願っていましたが治る気配がなく、乳を飲みながらでないと寝られないのだと赤ちゃんが思い込んでいてお腹がいっぱいで苦しいのにまだ飲もうとしている姿を見て完全に寝かしつけが間違っていると反省、思い切ってこの本の寝かしつけを実践しました。
3つのポイントは初めからしていましたので添え乳をやめる方法から始めました。一日目は激しい抵抗にあい抱っこしてもなにしても乳がもらえないと寝られないと四時間半泣きっぱなし、二日目は1時間50分で寝ましたが1時間後起きてまた1時間半寝かしつけ、、、みたいな感じで三日位はお互いロクに寝られませんでしたが4,5日で格段に早くなり今では以前よりずっとスムーズに寝てくれるようになりました。添え乳も全く無くなり今は夜3〜5時間深く寝てくれるようになり赤ちゃんも気持ちよさそうです。
もし私のように悩んでおられる方がおられたら一度騙されたと思って一週間だけでも試されてもいいと思います。私がした感想で一番のポイントは本に書かれていますが、絶対赤ちゃんにごめんねといいながら寝かしつけしないことです。私はがんばれがんばれと言ってましたがごめんねというと泣かれるので罪悪感で自分の心が折れそうになります。
いつもはこういうレビューとか私面倒がって書かないのですがこの本で本当に変わったので、今夜泣きで悩んでおられあちこちネットで調べたりいろんな本を読んではこんなやり方すると大泣きされてとてもできない、、、と躊躇されている方にちょっと知ってもらえたらと思い書かせてもらいました。
風のガーデン DVD-BOX
このドラマの放送開始直前に、緒形拳さんが、
お亡くなりになられた事を知りました。
一ファンであった私は、放送で、
ドラマの中の生前の姿を拝見しました。
死後、関係者によって更新されたホームページによると、
緒形拳さんは、以前より慢性肝炎を患い、
約8年前に肝硬変から肝癌へ移行、癌であることは、
ご本人の強い希望により、家族にだけ伝えられていたそうです。
患者の死、そして息子の癌による最期を看取る医者の役をされた彼の姿、
ときおり見せる優しい眼差しに、何度も胸が込み上げてしまい、
心から涙せずにはいられませんでした。
役をやりながら、ご自身に迫り来る本当の死も、
静かに受け入れていたのでしょう。
たぶん私は、このドラマで15回位泣いたと思います。
(それにしても泣き過ぎ、と周囲には笑われてしまいましたが・・・)
ストーリーも本当に素晴らしい。倉本聰さん、改めて思いますが、凄いです。
時折ちょっと笑わせて、そして心から泣かせてくれます。
でも、私がこれだけ泣かされてしまったのはきっと、脚本や緒形さんの演技だけではなく、
中井貴一さんをはじめとした、役者さん皆さん、スタッフの方々の想いや情熱が
映像や音楽に込められていたからなのかな、とDVDを改めて見て感じます。
おそらく、製作者側にとっても、見る人にとっても、
忘れられない記憶に残る代表作になるのではないでしょうか。
まだ、ご覧になっていない方、ぜひお薦めします。
誰でも一度は見てほしい、そんな素晴らしいドラマです。