日本発! 世界を変えるエコ技術
私は文系人間だ
そのため、文系人間が社会でどのような活動をしているのか、何となく分かる
が、半分くらいの人は理系に進んだ筈だ
彼らは一体何処に行ったのだろう?
研究者として企業内で働いているのだろうか
それとも、何処かで人知れず研究を重ねているのだろうか?
本書は、最先端のエネルギー研究について、多くの研究者にインタビューを行った結果をまとめ上げたものだ
ここには、研究者のプロフィールと顔写真が多数掲載されている
自分が疑問に思っていた、理系人間の行く末
企業に溶け込まなかった研究者の実像がここにあった
見る人によっては、奇抜で、非実現的で、不可解な研究に見えるだろう
しかし、彼らは研究の成功を信じて日夜努力している
ある意味スリリングで信念に満ちあふれた理系人間の姿がそこにある
坂の上のバカ
日ごろの彼の言論を08年9月から10年末までオムニバスしたものなので、心情の変化も読み取れて面白い。自民党の政権末期における失望と政権交代を実現しようとする民主党への青年のような昂ぶり、その後の民主党失速への失望が、我々のような一般人の思いとまるで呼吸まで合わせるかのように同期する。なんだけど、相変わらずの小沢師匠ヨイショ。彼に関する記述になると、下手をすると論理の破綻さえ目もくれず擁護する論調。これには若干しらけ気味。大マスコミへの批判は100%賛同するけど、小沢先生救世主論にはちょっとついていけない。