どこかで聴いたクラシック ヴァイオリン・ベスト101
最近、クラシック全般やピアノ曲含め、このような(100曲系)商品企画が多いですね。まずはお手軽に聴いてみようという方には、こういった商品はやはり大変お勧めかと思います。
聴いたことあるんだけど誰の曲だっけ?曲名なんだっけ?っていうような曲が、たくさん入っているかもしれません。
また、初めてここでいい曲に出会って、これをきっかけに、その人の作品を探求していくなんていうのもあるかもしれません。
まずは親しんでみよう、いろいろ聴いてみようという方々に、大変お勧めです。
パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ~バロック名曲集
バロック音楽の中でも聞きどころがあるアルビノーニのアダージョや
パッヘルベルのカノン、バッハのG線上のアリアなどが入っている
のが良いですね。
音質も悪くないし価格が手頃なのでクラッシック入門の方にもおすすめです。
イ・ムジチといえばヴィヴァルディの四季というイメージがあるけれど
こちらもBGMに良いと思います
100曲クラシック=ベストが10枚3000円=
クラシックほぼ初心者の私が購入して約1年。
聴いているうちに曲名を覚えることはもちろん作曲家ごとの特徴や、
他のクラシックのCDなどを聞いても演奏の良し悪し(好み?)が判るようになってきました。
お気に入りの作曲家が出来、その作曲家だけのCDを購入したり
クラシックファン初心者として良い一歩を踏み出せた気がします。
ただ気になった点をあげておきます。
○「ベスト100ピアノ」も購入しましたが、そちらと音源が同じらしく、
重なる曲が多かったです。(オペラのオムニバスともかぶってました)
○紙箱は不便なので100円ショップでアルバム式のケースを買って収納しました。
○ピアノの発表会定番の曲も多いのですが、はっきり言ってお手本にならない演奏もあります。
(下手というわけではなく、まあ、個性的?)
ドビュッシーの「夢」がギターバージョンで入っていたのは嬉しかったです。
愛の喜び、ウィーン奇想曲、中国の太鼓 ~クライスラー名曲集
シェリングがリサイタルで取り上げた曲は、バロックから現代に及ぶ広範囲のレパートリーの中から選ばれているが、実際のプログラムの曲目を見るととりわけバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンそしてブラームスが圧倒的な割合を占めている。そしておそらく彼はアンコールに於いてでさえもクライスラーなど、いわゆる際物を演奏することは殆ど稀だっただろう。しかしそのようなくだけた小品を彼は決して蔑視していたわけではない。何故なら既にこれまでにこの手の曲ばかりを収めたCDがSP盤復刻も含めて都合3枚リリースされているからだ。中でも最も音質に恵まれ、また典型的なシェリングのスタイルを鑑賞できるのが1963年録音の当CDだ。
彼のクライスラーは羽目を外さない律儀なところがある。聴衆に決して媚びることはないけれど曲の仕上げは極めて端正で格調が高く、細かなニュアンスに富み独特のエレガンスとさりげないロマンティシズムが漂っている。それがまたチャールズ・ライナーのチャーミングで気の利いたピアノ伴奏でアクセントがつけられているのが魅力だ。録音はマーキュリー・リヴィング・プレゼンスの優れた高音質録音で、シェリング愛用の名器グァルネリ・デル・ジェズの素晴らしい音色と表現力を堪能できる。尚この録音は2007年にXRCD(4428836)としても再登場している。