クレージーキャッツ 無責任ボックス (初回限定生産) [DVD]
待ちに待った「東宝クレージーシリーズ」のDVD化ですね。
今まで「大冒険」しか発売されていなかったので、クレージー
ファンとしてはうれしい限りではあります。
LDでは「クレージー黄金作戦」など大作もリリースされて
いたので、今後期待したいものです。
ちなみに「ニッポン無責任時代」と「ニッポン無責任野郎」
は続けてみるのが本物のクレージーマニアというもの・・・
(公開当時はこの2本立てだったらしいですし。)
「クレージー作戦 くたばれ!無責任」の植木等のやる気なし社員
からハッスル社員への変貌もムチャクチャながら笑えます。
クレージー黄金作戦 [DVD]
もうすっかり定番となったシリーズですが(1967年5月公開)、その中でも、これは本当にうまく作られた作品です。それまで何の関係もない3人(植木等、谷啓、ハナ肇)がそれぞれの事情でラスヴェガスに向かうところまでが前半の核となります。それぞれで別な作品にしてもいいくらいじっくりとそしておもしろくこの部分は描かれます。結果として、この部分でそれぞれの個性とハチャメチャ振りが明確に印象付けられます。そして後半はいよいよハワイからアメリカからへの進出となります。ラスヴェガスの大通りでの行進はまさに歴史に残るパフォ−マンスです。そして金の魅力を歌い上げた賛歌は1967年ならではです。またマドンナ役の園まりや浜美枝もしっかりと最初から筋の展開の中に位置づけられています。そしてもうひとつの見所はなんといっても登場人物の豪華さです。園まりの歌、加山雄三による植木のパロディ、なんとブルーコメッツとジャニーズ(ちょっと見にくいけど)をバックとしたザ・ピーナッツのウナセラディ東京は貴重な映像です。それ以外にもドリフターズが初めて全員で登場します。難点は石橋と安田紳の役が余りにも安易なものとして割り当てられたということぐらいでしょうか。最初と最後を飾る植木の独白はしみじみとその深みが伝わります。
~メモリーズ~
シングルスの4タイトルが出ていたので当初はそちらを購入予定でしたが
こちらのBOXの在庫がまだあるようで、4タイトルを購入するよりは
他にレア音源、映画での音源、そしてラストライブの収録
ピーナッツとしては初のDVDとなる3曲入りの映像が収まったこちらがお得ですかね。
シングル曲は全て網羅(ドイツ盤は除く)しているし、箱もなかなかいい感じです。
ただ、それぞれのシングルジャケットをせめてブックレットサイズに1枚ずつ
(1ページずつ)掲載してほしかったかなと思って星4つです。
ドイツ盤に関してはカップリング曲の収録がありませんが、こちらは
単体アルバム「スーヴェニールTOKIO」に収録されてます。
この単体アルバムもなかなか楽しめるアルバムなのでおすすめです。
今から20年くらい前にカセットテープで全曲集を買いしばらく聴いていたのですが
いずれこういった形でのCDが出ないかなと思いながら時が過ぎ、ピーナッツの曲からは
遠ざかっていたのですが、サイトでこのBOXの存在を知り、今まで聴いたことがなかった
シングル曲をはじめ、ピーナッツの魅力が存分にこのBOXには納められています。
いずれにしろ、タイムリーでピーナッツの曲を聴いていたわけではないので
彼女たちの歴史はあまり知らないのですが、言えるのは、今の世代の人たちにも
十分楽しめるエンターテイナーだと思うんです。
発売から約3年が経過しているので本当に早めに手元に置いた方がいいですよ。
いずれ、アルバム復刻もあるのかな?
コンピレーションCDはいくつかあるみたいですが
やはり、当時の単体として復刻していただきたいなと。
その際は是非シングルジャケットもCDサイズでいいので復刻してもらいたいな。
クレージーキャッツ メモリアル DVD-BOX
発売前にTV番組での紹介を見ただけですが、それだけでもかなり面白かったです。
最近のバラエティのようなおカルさが無く、正に大人向けバラエティの真髄ですね。
クレージーキャッツデラックス [DVD]
植木さんてのは一体何星人なんだろうね?この地球の極小の島国に、とんでもないモンスターが居る事を、もっとニッポンの人達は理解した方がイイと思うよー。最早モノノケだよ!腰砕けに、イィーッヒッヒッヒッ!と笑った事の無いそこのあなた。見てみなさいよーこのデタラメさ加減を。勇気リンリン。アナーキーに、楽しくなるよっほぉーぉーんっ!