The sweet trick―コヤマススムが教えるパティシェの裏技 (旭屋出版MOOK)
ある程度お菓子を作ったことがないと
たぶん、わかりにくい本と思います。
配合・順番は書いてあるものの
一般に記載されている事項がない、
つまりが、趣味や本職としていて
調理の流れが読める方でないと難しいかもしれません。
中級以上の方ならば
ツボがしっかり押さえてあるので
かえって、この本は読みやすいかも。
コヤマロール他、まさしくプロの味!素晴らしいレシピでした。
ふんわりしっとりさっくり [DVD]
津田陽子さんのお菓子のファンで、CREA他何冊が津田さんの本を持っています。
津田さんの教室には遠くて通えないので、これは!と思い即買っちゃいました。
商品説明にも書かれているとおり、カメラアングルは津田さんの視点で、
生地の様子もよくわかります。映像もとてもきれいです。
空気を含ませないようにバターと粉砂糖を合わせる映像は
とても参考になりました。卵との合わせ方も、すごくわかりやすかったです。
湯せんで卵を温めるのには目からうろこが落ちました。
ただ、いろいろ気になった点がありましたので、これから買われる方はどうぞ参考してください。
1)分量
ロールケーキは30cmx35cmの天板。
ケイクの分量は14cmクグロフ2個分です。
タルトは18cm〜20cm一台分でした。
作りやすい分量なのかもしれませんが、ちょっと多い気がします。
2)見ながらは作れない
ロールケーキのクリームは3種類ともDVDの中でさらっと、
「このまま一晩置きます」と説明されます。
DVDを見ながら作りたい方は予習に一回以上見ることをオススメします。
タルトの生地も寝かせる時間がありますので、初見は危険です。
あと、全卵の泡立てを、電動泡だて器を使わずにやっておられましたが、
一般人がやるのはとても大変です。
3)レシピカード
分量と下準備だけ書いてあります。
ドライフルーツの下準備については記述があるのですが、
クリームを一晩置くことについては記述がありません。
作り方の記述もないので、「作ってみてください」というわりには
不親切なつくりに思われます。
もっとも、津田さんの本は作り方が別のページに書いてあるものが多いので、
津田さんの本になれている方には平気かもしれません。
このDVDは、これを見ながらお菓子を作るというよりは、
お菓子のコツ、津田さんがこだわる「素材をいかにつなぐか」
を映像から学ぶためのものだと思います。
生地の状態を確認するには動画が最高かもしれませんが、
レシピや工程は、やはり活字でもほしいところ。
このDVDとお菓子を作りたい!という方はぜひ、
「CREA Due eats No.11 おいしい洋菓子の作り方」
という本を探してみてください。津田さんの特集が組まれていて、
フロールもケイクもタルトも載っていますし、
この本にしか載っていないレシピもあります。
ハッピーキッチンカフェ はじめてマカロン
マカロンは作るのが難しいと聞いてましたが、
この商品を使えば簡単に作ることが出来ます。
本格的なものではなく、楽しみながらお菓子を作りたかったので
説明書通りに作って簡単にマカロンが出来ました。
小さな子供と一緒に作ったら更に楽しく出来ると思いますよ。
オモチャと侮る無かれです。