エクリプス/トワイライト・サーガ [Blu-ray]
今回の作品は、ドキドキと、うっとりの両方が楽しめます!!3人の関係や、ストーリーの展開、自分が主人公になったようでとてもいい作品だと思います。まだの方、ぜひ見てください!!
メフィストの牢獄 (文春文庫)
息切れの感あり。ローテの谷間といったところか。
残虐性もミステリ的な仕掛けも警察小説的なドラマも薄味。
例によっておおきく広げられた風呂敷もそのたたみ方にはキレがない。
このシリーズにモリアーティ教授は必要か?
とはいえファンとしては捨て置けないし、最近主役を張ることが多かった彼があんな目に遭うなんて...
暗黒大陸の悪霊 (文春文庫)
スレイディニスト(いるのか?)には文句なくお勧め。
今回スプラッタ描写は少なめですが、相変わらず地理・歴史・動植物・車・ロックなど、一時期より目立たないとは言え、ディティールの細かさは気持ちいい位で臨場感は抜群。ストーリーや展開が下手だとよく言われているようですが、本職(?)の法廷シーンは「極大射程」並に出来ていて十分満足です。今回ウリの犯人当てに関してもよく出来ているのでは? ただ本格推理ファンが読んだら、あの伏線の出し方では、逆にすぐわかってしまうかも。
個人的に「ヘッドハンター」の結末の後味の悪さは、未だに後を引いているので、前回の「髑髏島の惨劇」以来、女性キャラクターも倍増(笑)した文春版は、かなり読みやすくなったと思います。もっと??ャットを前面に出して、ディクラークとの「おじさん関係」が展開していったら、違うファン層も取り込めるのでは(笑)?
厚さが気にならないなら、「スレイドは知らないけど、ちょっと変わったサイコものを探しているファン」にも読んでもらいたいですね。
Slade Live: The Live Anthology
『Slade Alive!』といえば,英国のロック・バンド,スレイドが1972年にリリースしたLive盤のタイトルですが。これはその『Slade Alive!』に1978年にリリースされた『Slade Alive Vol.2』と1982年にリリースされた『Slade On Stage』,そして1980年に行われたレディング・フェス出演時のLiveを加えたLiveてんこ盛りの2枚組CDです。
日本ではグラム・ロックのバンドのあだ花的存在でしかなかったスレイドが,何故本国イギリスでは16曲ものTop10ヒット(内6曲がNo.1!)を持つ国民的ロック・バンドであったのか,その理由がこのCDでわかったような気がします。つまり,スレイドの本質はLiveバンドであり,そのLiveを目にすることができなかった日本ではほとんど評価されず,逆にTV等でLiveを目にする機会の多かったイギリスでは高い評価を受けたのではないでしょうか。
そう思わせるぐらいこの2枚組CDにはスレイドのLiveバンドとしての魅力がぎっしり詰まっています。
私自身,POPでハードなスレイドのサウンドはグラム・ロック時代から好きだったのですが,彼等のLiveがここまで素晴らしいものだとは思わず,認識を新たにしたしだいです。