鉄人28号
原作をよく知っている訳でもないですし、ロボットものが好きという訳でもないのですがハマりました。
鉄人を育てる過程がとってもハマるんです、気づくと何時間もこのゲームに夢中になってます。短いミッションもいつか鉄人モード(ムチャクチャ難しいモード)であの敵をやっつけてやるという気持ちを奮い立たせてくれるんです。
グラフィックは、アニメとポリゴンをつなぐ部分が完璧に表現されていて手が込んでるなあと、感心しました。
ファンだったりする人には、たまらないんだろうなと思いました。
民家もビルディングもなんでもかんでも、持ち上げて敵にぶつけることができるのは気分爽快です、でも鉄人は正義の味方なんですよね?w
操作は、ボタンの押し方4段階で色々なアクションをするのですが、これがまた今までになく新鮮でした。
後半に近づくと、防御とパンチ合戦になってしまう部分で、もっと飛び道具とかあったらよかったのになと思いました。鉄人は、腕が飛んだりしないんですよね?w
時々視点が悪いこともありますが、許せる範囲だと思いますというかこのゲーム自分で視点を作っていくのです、これがとても重要なテクニックだったりします。
鉄人が懐かしい方たちも、最近の復刻で鉄人を知ってオリジナルを知らない方にも、これはお勧め出来る作品だと思います。
鉄人28号 原作完全版 1 希望コミックス
鉄人は自分で考えたり悩んだりしません。
リモコンで動くだけなのでエアコンと同じです。
現にリモコンが奪われたときなどは正太郎が襲われています。
ここがアトムと大きく違うところでどちらがいいとか悪いといったものではありません。
バッカスやブラックオックスといった魅力的な敵役が登場し、これらに対して鉄人は絶対的に強いかというとそうでもなく、すぐに腕をもがれたりしてハラハラさせられます。
そういったすべてを含んで50年以上たった今でも鉄人の魅力は色あせることはありません。
機会があれば神戸の長田のモニュメントを見に行きたいです。
鉄人28号 音楽集
私は昔の鉄人を見た事はありませんが、このCDは本当に素敵です!
劇中に何度も使用されている曲ばっかりでその名場面が一気に蘇ってきます。正太郎くんや鉄人などの活躍を思い起こしながらこのCDを聴いてみるのもいいかもしれませんよ?
鉄人を知っている方も、まだ知らない方も楽しめる事間違いありません!
鉄人28号 1 [DVD]
まずは全体のオープニングにあたる2話だが、
鉄人という戦争の遺物の出現によって
忘却していた過去と否応なく対面させられる
という全体のテーマが示されているが、
これは、今川監督が繰り返し追求してきたところでもある。
作品としては、鉄人の出現した時代背景をふまえて、
見事にアレンジしたと言えるのではないか。
光と影を活用した映像と小物を使ったカメラワークは
ぞくぞくするほどすばらしい。
カラー版鉄人28号限定版BOX1
光文社カッパコミックス「鉄人28号」の復刻に近い形で、「カラー版 鉄人28号 限定BOX1」が小学館クリエイティブさんから出版されました。何はともあれ、おめでたい事です。
このBOXはどういう読者を対象にしてるんでしょうか?やはり、鉄腕アトムのBOX等と同様にコレクターズアイテムですかね。まぁ、良い選択だと思います。ラスト数ページの企画も楽しいですしね。
リアルタイムで上記本を購入し、「月刊 少年」やその附録本とともに擦り切れるまで読み倒した経験者としては、この本は、ある意味、ノスタルジーをそそられて購入しました。手にしてみて、不思議な事に、ノスタルジーは感じませんでした。実は、光文社カッパコミックス「鉄人28号」の古書を買い集めて、それと比較してしまったんですね。思い入れからすると、リアルタイム本には負けます。綺麗すぎるんですね、このBOX本。イエロー枠の表紙から、カラーも作画ラインも(笑)。私が持っているリアルタイム本は、まぁ古いんでしょうか、シックでトーンも暗調で重厚感があります。当時のカラーの実際はどんなだったか思い出せませんが。
それにしても、鉄人28号のカラーは「少年」誌のものも、カッパコミックス版にしても美しい。こう言うカラーリングの中で育ったことを感謝したいですね。
最後に、このBOXの今後に期待してます。あ、もうちょっと安価だと嬉しいんですが、無理ですかね。