SOIL 8 (BEAM COMIX)
最近は物語の展開が完全に超常現象化してしまったので、序盤のドキドキ感は後退しましたが、話としてはまだまだ面白い。
ここからは超展開で広がりきった風呂敷をどうまとめてくれるのかが見物です。
バンビ (1) (Beam comix)
謎の殺戮処女、バンビは難しいことを考えない。任務は「クソガキ」
を「ジジイたち」のもとへ送り届けること。
立ちはだかる障害はピンクの拳銃で蹴散らしてしまえ!
筆ペン一本で描かれた絵のカッコよさと、ストーリーのドライヴ感が
心地よい。スリリングに酔える。
Wet Moon 1 (ビームコミックス)
まるで名作映画のコンテの様なコマ割り、謎を抱えた癖のある登場人物、カネコファンならニヤリとする演出、たまらん!!
個人的に前作SOILは途中寄り道し過ぎて中だるみした印象があったので今回は短く纏めてくれるとうれしいかな。
ともあれ続きが気になって仕方がない!
ELLEGARDEN
花、Stupidが最高にいい。(Stupidの最初の20秒目は笑えます笑)
花は今のELLEっぽくなく、異彩を放っています。個人的にはStupidを聴きまくっていますが。
すべての楽曲が心に残ります。ぜひ!
SOIL 11 (ビームコミックス)
ネタバレするような真似はしたくないので簡潔に記す。
長期に亘っての連載であったが、作者が思い描くラストに無事たどり着いた模様。
1巻から読み直してみて最初に感じたのは、「ここまで丁寧に細部まで設定、配置が成されていたのか」という驚きだった。
行き当たりばったりのストーリーテリングではなく、ゴールをきっちり見据えた確実な足取り。息切れすることなく、モチベーションを切らすことなく、最後までペースは落ちなかった…と思う。
これを成し遂げたカネコアツシ氏の力量、そして序盤からブン投げかつ、読者置いてきぼりな展開にOKを出したコミックビーム編集部の度量に喝采を送りたい。打ち切られずにちゃんと完結したよ…よかった…w