レキツ
棄て曲がないとは正にこのこと!
もってかれました。。。。
久々にグッとくるアルバムに出逢えました。
詞曲のバランスをあえてとらない潔さと、それを覆い尽くすようにとことんアイディアの詰め込まれたアレンジ。
無っ茶濃いです。
実力があって、尚且つ好奇心旺盛な豪華ゲスト陣が集結するのも頷けます。
鍵盤系楽器が大好き人間としては、鳥渡暫らく抜け出せそうにないですw
バイオハザード ディジェネレーション [Blu-ray]
劇場でも見ましたが、画質の劣化もなくいい感じです。
ゲームを非常に意識した作りになっていて、ドアが閉まる時の音には思わずニヤッとしてしまいました。
バイオの世界観が好きな方にはたまらない作品です。
でもゲームありきの作品なので、ゲームを未プレイの方には受け入れられないでしょう。
個人的には第二弾も制作して欲しいです。
次はWiiのアンブレラクロニクルズ、アンブレラシナリオのリメイクが良いかな。
安藤裕子 TOUR 2008 “Encyclopedia.” FINAL [DVD]
ファン暦の浅い私。 他の人達の、生Liveと比較されているレビューを見て買うのを躊躇しておりましたが、私は買って良かった、と思っています。
特に後半、「パラレル」の疾走感がありながらも、重い緊張感を「ぼくらが旅に出る理由」の明るい曲調で一気に吹き飛ばし、「さよならと君、ハローと僕」で締めくくる流れがとても好きです。
エキサイティングな演奏、ミュージシャンの方々の表情の一瞬一瞬を捉えるカメラワークが素晴らしい。
特にドラムの沼沢さんのプレイ(!!)と、キーボードの昭乃さんの表情が印象的で素敵でした。
そしてラストの「聖者の行進」。 評判の高い一曲、これがそうか、と思いました。
実際会場で体験された方にとっては、また違う感想を持たれるのでしょう。
私にとっては凄い・・・という一言でした。
圧倒されました。 ねえやんのパワーがミュージシャンの方達の演奏も引っ張り、そしてそのパワーは会場の観客全体をも包んでいくような高揚感あふれるステージでした。
美しい安藤裕子さん、ステージでは、美しいだけではない魂そのものの姿を見せて頂きました。
まさに生きるパワーですね。 感動です。
音楽とことば あの人はどうやって歌詞をかいているのか (P‐Vine Books)
洋楽派で歌詞はどうでもいいと感じてきた著者が、心を揺さぶられる邦楽アーティストの歌詞に出会ったのをきっかけに書かれた本。
「この歌詞を書いた人はどういう回路を持ってるんだろう?」
ということを、直接アーティストに会って、インタビューをしながら解き明かしていきます。
歌詞をどう作っているかというよりは、音楽自体をどう作っているかを書いているので、内容は歌詞に限らず。インタビューの話し口調を会話のように記載しており、アーティストその人の素顔がひじょうによく見えます。
使うツール(頭、ノート、録音機器)やインスピレーションの題材(映画、旅、本など)だけでなく、日々の過ごし方や人生観にも及んでいる点で、視野が広い。
とにかく驚いたのは、各アーティスト達が「自分がどういう風に音楽を作っているか」「どういうスタンスで作っている」とか、「そういう感じは違うな、こういうこと」とか、そういう雲を掴むような話を巧みにポンポン言葉にして答えられるということ。模索し続けて、もう自分のやり方や表現者としての立ち居地、役割がはっきり自覚できているんだなと思いました。
テーマは本当にいろいろで、
自分自身のリアルを歌っている人
何かのトリップした世界やファンタジーを描きたい人
生活感を出したい人とそうでない人
曲や音重視の人、詞の世界やタイトル重視の人、
一人ひとりに届けたいという人と、
音楽というより態度や生き様を示して渦を作っていきたい人。
人の魅力を引き出す職業意識の人、自分主体で発信していく人。
みんなはっきり自分(達)の方向性が見えてます。自分の方向性を決めることは音楽に限らず、人生で自分の味を生かしていくためにも大事なことだと思うし、いろんな考え方に触れて、この感じは自分もわかるなとか、これはな〜んか違うな、自分にはできないな、とか考えさせられました。
良書だと思いますただ、読んで考えすぎると逆効果になりそうな気がする点で星4つ。著者も言うとおり、読んだらゼロからイチに向けて動き出すべき。この本読むと、創作モード頭にスイッチ入ります!
photogenic
彼女の声ってどうだろう?実は最初はそんなに好きではありませんでした。
でも小林武史だったり桜井和寿だったりとの絡みが多いので改めて聴くとだんだんよくなってきました。
右の本格派というより左の技巧派みたいな感じ?
今回のアルバムだったら好きなのは「青空」。桜井さんの曲だからどこかミスチルっぽいんだけどそれをSalyu流に料理してる。
散歩したくなるようなすごく明るい気持ちにさせてくれます。
もう少し聞いてみるとまた違う一面も見つけられるかも。
不思議な魅力のあるアーティストですね。