マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付) [DVD]
映画館で見ましたが、胸が締め付けられるような思いでした。
なぜなら。
たぶんきっと主人公の男の方に感情移入したから。
いつ自分もちょっとしたことで犯罪者になるかもしれない、
コントロール出来ない感情と計算高く自分のことだけを考えるエゴイスティックな側面。
たぶん誰もが持っているものを「マッチポイント」という極限状況を描いてスクリーンに映し出したウッディ=アレン。
テニスコートのネット上で転がるテニスボール。
あっちへ転がるか、こっちへ転がるか。
胸が痛くなる映画でした。
もう一度、観たい。
マッチポイント [Blu-ray]
『バナナ』『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』『マンハッタン』ぐらいだったらブルーレイで買うかもわからんが、いくらウディ・アレンでもこんなもんはブルーレイでは買わない。商品化の選択を間違えている。まあスタジオが違うんでどうしようもないんだろうが。
「マッチポイント」オリジナル・サウンドトラック
映画を観て随分経ってから購入したので、こんなんだっけ?サントラ?って感じでした。けど、ウディアレンの高貴な世界観があるので良いです。それだけで充分です。
マッチポイント [DVD]
逆タマ男の気持ちが丁寧になぞれています。
無我夢中で飛びついたチャンス、家庭での居場所のなさ、
魔性の女へと逃避と劣情、そして・・・。
よくまとまっている映画ですが
それだけに良くも悪くもひっかかるところがありませんでした。
この映画の主題「人生、運次第」ってのはちゃんと描かれていますが
当たり前で新鮮味を感じられず。
ただスカーレット・ヨハンソンがすっごい魅力的。
体も唇もプリップリッしてました。魔性です。むしゃぶりつきたくなります。
そんな魔性の女なのに、普通の女の子のように純に男を愛し、追いつめます。
ヨハンソンファンにオススメします。