くずばこに箒星 2 (くずばこに箒星シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
サプライズいっぱいのシリーズ二巻。
個人的に初読みのドキドキ感を味わって欲しいなと思うので、
このレビューではストーリーには触れませんが、
一つだけ言えるのは、一巻が好きな人ならまず入り込めるということ。
ころころ転がるように進んでいく物語で、
勢いがあって面白いのは変わっていません。
一巻同様、複数の物語が一つにつながるところは気持ち良いです。
新キャラのミュウですが、言動が可愛くて、でも時折切なくて、
目が離せない魅力的な女の子でした。
彼女は、あのおそうじ部のメンバーに囲まれても、
ちっとも埋もれないほどの個性を放っています。
でも、同時にまだ『傷痕』になりきれない
『傷口』の状態の痛みを心に抱えています。
それがわかると、彼女の突拍子もない言動を納得してしまうし、
メンバー達が彼女を放っておけないのも頷けました。
また、登場人物は、基本的なキャラクター設定の範囲内で、
ただ記号的な反応を繰り返すわけではありません。
経験を経て成長・変化していくんです。
実際、人ってそういうものですよね。
その点がリアルだし、共感できました。
工藤くん&宇都宮くんにも注目して欲しいです。
二人とも、とにかくすごくかっこいいので!!!
そして、今回もやっぱり名セリフが。
特に小花ちゃんの星空の下のシーンがいい。
彼女の内側の強さの秘密がわかったような気がします。
あと、P.202の5行目の彼女のセリフも必見ですね。
こっちは可愛すぎる一言という意味で、ぜひ!
本文中では、人のちからを信じていなければ、
こうは書けないのではないかと思えるような場面を
いくつも見つけることができました。
生きていれば忘れたい嫌なこともいっぱいあるけど、
それも他の誰でもない自分自身の人生を生きている証。
本を閉じた後に、私を待っている現実で頑張るためのエールをもらった気がします。
箒星 (初回限定盤)(DVD付)
買いました↑↑↑
なにかと暇さえあれば聞いてます('-^*)/
ただ思った事ですが
「最近のミスチルは…、昔より…」というのをよく目にしますが…
それは、その人の感想でそれによって買うかどうかを左右されるのは、どうかと思う。
良い曲かどうかは聞かないとわからない…
音楽を聞くのは、自分の好きな曲を聞けばいいと思う。
みんなが良くないと言ってもアナタだけ好きになるかもしれないし、
みんなが良いと言ってもアナタは気に入らないかも知れない。
好きな曲は聞いてはじめて気付くと思う。
第三者が良くないと思ってもアナタは気に入るかも知れない。
この曲に出会うか避けるかは…アナタしだい。
ほうき星 上 (角川文庫)
天保6年8月の江戸深川黒江町の黒船橋で始まり、21年後の安政2年の12月に再び戻る一人の少女“さち”の成長のものがたり。
日本橋小網町の土佐鰹節問屋の娘さくらと結婚した抜群の腕をもつ絵師吉田黄泉の間に生まれ、なに不自由なく育っていたが両親を海難事故で失い、土佐の言葉と味を教えられた祖母こよりもまた急に没し一人に。幸いにも亡き父の絵の師匠岡崎俊城に奉公し天性の才能の一端を披露し将来を嘱望される。しかし選ぶべき人生に迷い、恋をきっぱりと諦め、クジラ猟の絵を描くために土佐へ行くと決意。そこで出会った鯨組漁師の真摯な一言と夢枕にでてきた父母祖母師匠の声に導かれ、安政の大地震で被災した深川へ帰るまで。そして「ほうき星のしっぽが見えている間に願いごとを唱えたら、その願いはいつかきっとかなう」。
こどもの鋭い感により亡父の絵をだまし取ろうとする騙りを見破るという小話が挿入されたり、富岡八幡宮の祭り、大川の花火といった江戸情景は無論のこと土佐の鯨とりにも薀蓄が披露され、またアジときゅうりとワカメの二杯酢拵えからアラの味噌汁まで目で味を感じ取れる。
時に終末を急ぎすぎることがあるが、長編であることを上手く使い、本作品では見事に開花している作者の腕の冴えを十全に楽しめる。
ほうき星
皆さんもおっしゃっていますが、1曲目の「ほうき星」は『BLEACH』の主題歌!
とっても、ノリノリなアップテンポで明るく元気な曲です☆
2曲目は、「世界ウルルン滞在記」のエンディング・テーマとして使われた曲なので、
この番組を観ていた方は、聴き覚えがあるかもしれません。
私のオススメは3曲目の「思い出にできない」
この曲は、映画『天使が降りた日』の中で、
ユンナちゃん自身も出演している5話目の話のエンディングとして使われた曲です。
バラードで、歌詞が切なくて…。
ユンナちゃんの透き通った声が、さらに切なくさせる一曲です。
ぜひぜひ聴いてみてください!
箒星 (通常盤)
箒星は輝きを感じさせる、疾走感溢れる曲です。
イントロからテンポの良いギターのサウンドが流れるので聴きやすいんじゃないでしょうか。
ただ私個人としては初めて聴いた時のものすごい感動は過去の曲程長続きしませんでした。
ちょっと聴き易すぎる感じがしないでもないです。
とはいえBメロからサビに変わるときの盛り上がりと、歌詞、私はすごく好きです!
カップリングもどれも違った雰囲気なので聴いてみる価値はあるんじゃないでしょうか。
DVDはPVでもおなじみ、丹下さんの作品です。かなり不思議な世界観ですが、人が集まった時の動きがとてもきれいで目を奪われます。
通常版より少し高いだけでDVD付になるので私はこっちをオススメします。