The Very Best of Ultravox
再結成ツアーに併せた編集盤なのでしょう(選曲はほぼシングルのみ、曲順は発表順)が、全てリマスター再発の音源を使用しているのでそれらの盤の適当なカタログとしての役目も十分果たしていると思われます。あ、最新リマスター音源の「Love's Great Adventure」はこの盤でしか聴けないようです。
そしてDISC2のDVD(ビデオクリップ集+'80年のライブが2曲)がなんといっても素晴らしい。画質も良く、またその殆どがメンバーの監督したものというのが信じられないほど映像的にも凝っているし、バラエティーに富んでます。テクノポップ〜ニューウェイブ(最後期はちょっと違う感じですが)として、やはり音楽も大事ですが映像媒体との相互作用、ひいてはその総体としてのイメージ演出が大変重要でしょうから、パッケージとしてこれはかなり優れているのではないでしょうか。ちなみに国内のプレイヤーで問題なく観れます。
なんにせよ盛りだくさんで、絶対お買い得です。
Brilliant
復活ライブはあまりのクオリティの高さに驚き感動したが,新譜には正直あまり
期待していなかった。
しかし,老兵にしては十分すぎるほど立派で,FLOW,HELLO, LIE,SATELLITE など,
新たなスタンダードナンバーになりうる曲が何曲もあるのは,うれしい限りだ。
ミッジ・ユーロの声も,衰えたとはいえ聞いていてホッとする。
長生きはするもんだと思って毎日聞いている次第。
Collection [VHS] [Import]
第2期ウルヴォのPV集。
何故かリープザワイルドウィンドのみ12inchバージョンです。
ほぼ全てドラマ仕立てになってます。
有名になる代わりにピアース・ブロスナン似の悪魔?と契約を交わす聖歌のPVや原子力発電所事故の恐怖(チェルノブイリより前なんですよ。これ)をテーマにしたダンシング…など素晴らし過ぎる出来映えです。
ちなみにウルヴォの中ではいなくていいと思われがちな最年長メンバーのクリス・クロス氏は実はこれらのPVの監督なんです。映像の中でも一番張り切って演技してます。
蛇足ながらトリビア…餓狼伝説というゲームの英国代表選手ビリー・カーンの名はこのバンドのビリー・カーリーとウォーレン・カーンを足して割った名です。製作者がファンだったんでしょうね(笑)
Ultravox
ウルトラボックスのファーストに、幻のライブテイクが4曲追加!これは画期的です。名盤に、ジョン・フォックス在籍時の凄いライブが追加。1977年のパンク・エクスプロージョンを実体験した人(もう50歳近いよね)も、新たにパンクに興味を持った人も、これは、買いです。パンクとウルトラボックスに対する意識が変わること間違いないです。