タイランツ・オブ・ザ・ライジング・サン [DVD]
2008年3月、新木場スタジオコーストでのライヴを収録したDVD。同年秋発売。
正直アンジェラよりはヨハン派だが、それでもステージ上の彼女の振る舞いには堂々とした貫禄と迫力が十分伝わってくる。
バンドのパフォーマンスはさすが最高レベルだし音質・画質も素晴らしい。
ただ、選曲が…(笑)
ヨハン時代の曲が、"Dark insanity"と"Silverwing"、アウトロの"Ferlds of desolation"をいれて2.5曲しか入っておらず、その辺がやや喰い足りない。
ベースのシャーリー・ダンジェロとドラムのダニエル・アーランドソンが男前すぎる。特にダニエルは逸刀流の馬絽祐実そっくり(笑)
得物にも共通点があるし。
Burning Bridges (Reis) (Dlx)
元CARCASSのG、マイケル・アモット率いるスウェーデン産バンドの3rdアルバム。
これまで同様叙情的なGメロディをふんだんにフィーチュアしたブルータル・メタルをプレイしているが、
本作はこれまで以上に楽曲の幅を広げた印象。
しかしそれが焦点ボケにつながらず、旧来の要素もすべてパワー・アップさせているところが素晴らしい。
"The Immortal"のGソロで突如溢れてくるメロディの洪水、"Dead Inside"のコーラス・パートにおける絶妙の盛り上げ、
いきなりメジャーに転調する"Silverwing"。
とにかく楽曲の作りが巧みだ。
アンジェラ・ゴソウ加入以後のARCH ENEMYはこの曲作りの妙に衰えが見えているように思える。
よってこれが最高傑作。