サウンドトラック「マグナカルタ」
韓国のゲーム「マグナカルタ」のサウンドトラックですが、ゲームに親しんだ人なら、楽しめると思います。一般的なサントラのようにゲームの進行順に曲目があるのではなく、フィールドやダンジョン、バトルの音楽がディスク1、街や物語に即したものがディスク2、といったようにテーマが分られていて、気分に合わせて聞くことが出来るかと思います。
個人的には、ヤソンの音楽や四天王のテーマ、真紅の聖痕が好きです。オーケストラの録音もムラなくされていますし、マグナカルタというゲームがお好きな方には、二枚で物語を反芻できてお勧めできます。
エイジ・オブ・インパクト(AGE OF IMPACT)
昔のプログレを現代風にアレンジしました、という感じです。
DREAM THEATERなどとはちょっと毛色が違います。
かっこよくて、かつとっても聴きやすいです。
このアルバムが日本で出てないのはほんとにもったいない。
Jordan Rudessのアルバムもそうでしたが、Terry Bozzioがドラムを叩くと、アグレッシブでめちゃくちゃ躍動感あふれますね。
他に、Billy Sheehan、John Petrucciといった面々が参加しており、非常に安心して聞くことができます。
基本的にミドルテンポでセンスのあるプログレ・ロックですが、ところどころすばらしくテクニカルな演奏が楽しめます。
プログレ好きなら絶対聴くべきでしょう。
マグナカルタポータブル PSP the BEST
ストーリーは他に類を見ない独特な物。
好き嫌いは分かれると思いますが、暗めの物が好きな人にはオススメ出来ます。
問題は斬新すぎる戦闘システム。
斬新すぎて、まったく面白くない。無駄も多いし、終盤は主人公以外ほとんど無能扱い。
あれだけ綺麗な演出が出来るのに、勿体無い。
本当にこのゲームはRPGとして買うより、面倒な作業付きの良作ノベルゲームと考えた方がいいでしょう。
マグナカルタ2 オリジナルサウンドトラック
世界観同様、音楽の雰囲気も前作を引き継いでいますね。
ソフト発売から随分時間が経ってのサントラ発売となりましたが、とても懐かしくなりました。
結構、良い曲があります。
値段も2枚組でこの価格なら、並と言ったところでしょうか。
サンプルが試聴できますので、まずは聴いてみてはどうでしょう。
Caylus Magna Carta
ただの「ケイラス」というゲームの簡易版です。
本家「ケイラス」のおもしろさは、幾分か減っています。
しかし本家は、3時間を越える長時間ゲームで、最適プレイ人数も限られており、いくらおもしろくても実際にはなかなかプレイできません。
その点、このマグナカルタは1時間ほどの終わりますし、最適プレイ人数が特になく何人で遊んでも楽しくできています。
本家に比べ、おもしろさがたりないと書きましたが、その差はひどく大きいものではなく、ダウンサイズしたゲームとしては稀にみる成功だと思います。
ルールについては最初は難しく感じるかもしれませんが、プレイをはじめればむしろ簡単で悩むことはありません。
※各建物に置ける職人コマは一つのみ=早いもの勝ち、という点だけしっかり最初に認識してください
建物の機能は見事にアイコン化されており、一目で把握できます。
特に素晴らしいのは勝ち筋がいくつか用意されていること(本家ほど多くはありませんが)。
「寄進し城の普請を進める」、「自分の建物をたくさん建てる」、「名誉の建物を建てる」、いずれに特化しても勝利を狙うことができます。もちろん複合して勝利点を稼ぐのもいい。
しっかりしたゲームを楽しみたい方に強くお奨めします。