「モナリザ」の微笑み (PHP新書)
美術解剖学という観点からモナリザの微笑みを分析し、
ダビンチの微笑みの系譜、そこから近代美術が受け継いだものと話が展開し、
最期は古代美術史の中の微笑みの話題まで広がります。
私は美術や美術史の素養がないため、
著者のやや大雑把な議論がどの程度斬新なものか分かりませんが、
自分の目で美術を鑑賞するということの意義を考えさせられました。
著者に興味をもたれた方は、
「絵筆のいらない絵画教室」も読んでみて下さい。
モナリザの微笑 (光文社文庫)
オートバイは、ほんの脇役としてしか登場しません。
でも、暁のキックスタートなどと同質の感覚を読書中に感じました。
新たな視点と、気持ちの良い共感を得ることが出来ました。
ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース
「シングル・コレクション」とは違い、シングルA面曲のみ収録のアルバムです。
が!
再結成(?)した際に発売された、シングル「10年ロマンス」での、
加橋さんと沢田さんのボーカル・コラボレーション。
HITした「色つきの女でいてくれよ」の、間奏に入った際のギター(森本さん?)のテクニック。
「銀河旅行」での岸辺一徳さんのベーステクニック、四郎さんとの高低音でのコーラス。
どれも鳥肌ものの素晴らしさです。
この3曲を聴くためだけに、アルバム購入しても大満足です!!
「銀河旅行」の発売後、また解散した訳でもなさそうですが、CDが発売される事も無く20年・・・
いろーーーーーーーんな事情があるのでしょうが、このまま自然消滅するには、勿体無さすぎです。
「また、新曲出してください。」
と、願わずにはいられなくなるほどの出来です。
ザ・タイガースの入門アルバムとしては「シングルコレクション」より上かと思います。
デビュー曲「僕のマリー」から「銀河旅行」まで、とにかく素晴らしい出来で【大満足】です♪