トゥルー・ラヴ・キャスト・アウト・オール・イーヴィル
13th、ソロを含めて常に逝ってしまっていた彼の未発表曲集ということになるんでしょうが、
大体何をしてもロキー印になるので、違和感無く聴けます。
さらに曲がいいのです。オリジナルアルバムよりいいかもの完成度。
それにライナーノーツがかなり読み応えありで、一つの小説を読んでいるような
あまりにも波乱万丈の彼の一部を感じさせてくれます。ちょっと泣けます。。。
ということで、国内盤をおすすめします。
まるで遺作のような感じすらしますが、なんとか生き続けて音を届けてほしいものです。
個人的には2010年ベスト1ですね。
Psychedelic Sounds Of The 13th Floor Elevators
サイケ/ガレージで有名な盤。
何と言ってもほとんどの曲で聴かれるヒョコヒョコ音がいい味出してる。
何でもエレクトリックジャグという楽器(?)で、マイクをしこんだ壺に口を付けてヒョコヒョコ言ってるらしい。
ネットで検索するとこのバンドの60年代の演奏シーンの写真が見れるが、壺持った人が立ってます(笑)
Albums Collection (Box Set)
サイケロックといえば必ず耳にし目にする1stアルバムも当然良いですが、2ndも素晴らしい
とても良いバンドなんだなーと普通に思う
特にサイケロック!って思い入れがなくても、普通に60年代の良いロックバンドです
グッとくるよ
Bull of the Woods
ボーカル、ロッキー・エリクソンさんが
人間として本格的にダメになってきた時期のアルバム。
このあとエリクソンさんの入院、廃人デビューにより
バンドは解散を余儀なくされたようです。
で、じゃあこのアルバムは駄作なのかというと
実はこれが全然駄作ではないのです。
1stではプクプク音が彼岸の向こうの音みたいにしょっちゅう鳴っていましたが、
このアルバムの音はそれより先に逝っちゃった感じ。
そのせいかプクプク音はほとんど聞こえません。
Primal Screamはもしかしたらこのアルバムから
かなりの影響を受けてるんじゃないかと思ってしまうぐらい
ガレージロックでサイケなアルバムです。
ボーカルが演奏にふわふわ〜とどこからともなく入ってきて
ふわわわ〜と漂っている感じがかなりサイケ。
1stより不気味に異様に肩の力が抜けており
そういう点も含めて、僕はこのアルバムが一番好きかもしれません。