ルーヴル美術館 収蔵絵画のすべて
父が好きなのでプレゼント用に購入した。DVDが附属しているので自分用にはそれでも十分。かなり厚い本なので全部読んではいないが、相当数の絵画が収録されている。有名なものはページ全体に大きく表示されているが、5センチ角程度に小さく収録されて、解説もない絵画も多い。絵画の解説は一般的なもののように思われた。
DVDは英語版だが拡大機能がついている。しかし、解説は附属しない。大きくて重い本は開くのがたいへんだがDVDなら簡単に取り扱えるので便利。
ルーブルに行けない人にも良いが、行ったことがある人が思い返すのに良いように思われた。
ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯 DVD-BOX
随分昔になりますが、NHKで放送した時に何度か見て、一生忘れられない番組です。ダ・ビィンチという人の伝記でもありますが、ただの伝記ものではなく、進行役の男性が冷静に、客観的に解説をしながら進むストーリーに、思わずハマッテしまいました。
ダ・ビィンチという万能な人というよりも、その時代に生きた一人の人間臭い人物であり、科学ずきな人にも充分すぎるほど満足のいく内容であると思います。
自身の今のダ・ビィンチ像のほとんどが、この番組の中のダ・ビィンチとなっています。
本当に欲しい!と思いますが、もうちょっと安ければと思いました。
でも、ダ・ビィンチ好きな方は、必見です。
Pen (ペン) 2012年 1/15号 [雑誌]
イタリア・ルネサンス、フィレンツェにヴェネツィア・・・「またか」と思ったのですが、有象無象ある雑誌の特集とは一味もふた味も違っていました。
まず、写真がいい。
著名な作品も多いのですが、ありきたりなアングルは排したり、色調整も厳密で質が高いです。(芸術新潮のヴェネツィア展特集よりよほど「芸術的」です(苦笑)。)
記事そのものも、広範かつ網羅的に「ルネサンス」と「ルネサンス(と前後に連なる)芸術家」を捉えていて、簡潔ですが読みごたえがあります。
ルネサンスの特集として「決定版」だと思います。