日経 WOMAN (ウーマン) 2012年 06月号 [雑誌]
雑誌のタイトルがかもし出す雰囲気の通り、20代〜40台の働く女性向けの雑誌。
主婦雑誌じゃ物足りない、男性雑誌では理屈が過ぎるといった、
今の自分の気持ちに、ぴったりでした。
あまり興味がなかった「朝の活動」。
中でも惹かれたのは、少し早く出社する「セルフサマータイム」。
朝残業は、夕方残業の数倍の価値があるということで、是非明日からでも、試してみたくなりました。
心の「断捨離」特集も、物でなく心を整理するということが珍しく感じました。
考え方の癖をなおせば楽になれるということを、真剣に読みました。
ここ数ヶ月買っていますが、どれも働く女性向け特集としてブレがありません。
来月も購入してみようと思います。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
自分がそうですが、整理整頓が下手な最大の原因は「物が捨てられない」ってことと、自分自身に対する無関心。散らかっていても気にならない(イヤ、無意識に見なかったことにしている)。これを読んで改めて思い知らされました。例えば年賀状が捨てられない、人から貰った物が処分できない、聞かなくなったテープやビデオや本の山。こういう小さな悩みのお陰で引き出しや部屋ん中が一杯になってる方多いと思います。でもこれを読んだらすごく気持ちがスッキリして、早速大掃除に取り掛かることが出来ました。ゴチャゴチャした部屋といつもどこか不安定なものを抱えている自分の心・・・。関連あるよなって思いました。使っていないもの=ゴミ、なんですよね。ゴミの山と暮らしていたって幸せなんか来るはずありません。「役目を終えたもの」と考えれば、感謝しつつも捨てられます、無くても平気だってことが分かります。
風水は環境作りですが、整理整頓はまさにその基本なんですね。必要なものだけを残すという作業は、自分自身の心の整理なんだということを学びました。晴れ晴れとした気持ちになったら、確かに幸せになれそうな気がしました。
人生がときめく片づけの魔法
自分でも何とか片づけが出来るようになってから、この本を読んだのですが…さらに処分すべきものが大量に出た事に驚きました。
「ときめき」という乙女ワードが取捨選択の判断材料な為、感情的だと思われる方もいると思いますが、実践してみて感じたのは、感情よりも深いところにある魂との対話でした。あらためて手に取ってみると、その物を買った時の自分の心理状態、「本当」は何が欲しくて、そして何を必要としていたのだろう…と自分を見つめ直せたように思えます。
中でも、写真をアルバムから全部はずして一枚ずつ見直すこと、本を全部、本棚からだして1冊ずつ手に取って判断することは、とても参考になりました。確かに、どこを撮ったのか分からない風景写真、せっかく貰ったのでとりあえず貼っておいた写真などを全部処分したら、アルバムがすっきり!本もなんとなくとっておいたものに気がつく事ができて、収納ケースががら空き!
また、保証期間が過ぎた家電の取扱説明書も思いきって処分しました。結局、自分が使う機能って、たかが知れてるんだから、と割り切って。一年、見直さなかったら使う可能性って限りなく低いってことでしょう。おかげで、さっぱりしました。
この方法にそって片づけをしていくと、今まで住所不定だった物に自然と住所ができました。そうなると、特に意識する事なく物を元に戻せるようになるものなんですね。
とても残念なのは、この方法は年代や性別を問わず有効だと思うのですが、少しタイトルのせいで限定されてしまうのではないのでしょうか?そう考えて、☆をひとつだけ減らさせていただきました。
片づけが終わって感じている事は、残った物たちとの距離が近くなった、その存在をはっきりと感じる事ができるようになったことです。
今まで、いかに自分が物をよく見ていなかったか、それは、突き詰めていけば自分をいかに見ていなかったということなのだ、という事を知る事が出来たのが、いちばんの収穫でした。この本に出会えて良かったです。
追加です。
もう一週間以上経ちますが、部屋は綺麗なままです。私にとっての「祭りの片づけ」は終わったのだと思います。
それと、読まれた方の抵抗が多かった保証書や取扱説明書を捨てる、という部分に関してはパソコンとデジカメの取扱説明書は保管してあります。(あまり機械関係に詳しくないので、たまに読み返していたので)あくまで捨てたのは、壊れたりした場合は処分するだろうな、という物だけです。
出来るだけ素直に順番に従って、どうしても不安がある物に関しては捨てなくても良いと思います。
後から、「やっぱり、いいや」と思ったら、その時に処分すればいいのですから。