The Violin Muse~The Best of Ikuko Kawai(初回限定盤)(DVD付)
川井郁子さんの大ファンだが、今度のアルバムの選曲を見て
すこし購入を躊躇している。
理由は、過去に出たDVDアルバムと重複する曲があるからだ。
「水百景」「ジュピター」「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
「ザ・ヴァイオリン・ミューズ」「エル・フラメンコ」等だが
新しい演奏方法であれば、新鮮でもありそうだ。
とか何とか言いながら、結局購入する事になりそうだが。
FREEDOM フットマークデイズ 3 (ガガガ文庫)
本屋の分類的にはライトノベルだが、ライトノベルらしさは全体の一割以下だと思う。 このシリーズ、著者が小説を記すのは人生初だそうで、一巻から二巻にかけては確かに初物らしい、ライトノベル的な書き方であった。しかし、巻数を重ねるに従って段々と文体がライトノベルを脱し、所謂「小説」に近づいたように思う。 流石に本業が放送作家というだけあるが、惜しむらくは本編との連結を意識しなければならない故、人物の成長という点に於いて多少の強引さが残ってしまっていること。最終盤での一方通行で対話不足な関係性を幾分緩和する場面が欲しかったが、本編に繋ぐとするとこうなってしまうのか、というやり残し感が漂う。
宇宙飛行士になった子どもたち
向井千秋さん、若田光一さん、山崎直子さん、古川聡さんの、お母さんにインタビューした本です。宇宙飛行士になるような人が育った家庭は、やっぱりスゴイです。向井さんのお母さんは、お店を経営しながら4人の子に仕送り。80代の今も富士登山するくらい元気なひと。千秋さんは自分の意志で、中3から単身上京なんて…!早くから、精神的に大人だったようです。
山崎直子さんが宇宙飛行士を目指したのも中3から。チャレンジャー号爆発事故を見て「亡くなった女性飛行士の遺志を継ぎたい」、このエピソードにとてもとても感動しました。「できっこない」なんて思わず、壮大すぎる夢を抱いて努力し、しかも25年かけて、ほんとうに実現してしまったのですから。親にだまって留学準備を進めたという周到さにも、なるほどと感心しきりです。
古川聡さんは、お母さんがユニーク! 超常現象や科学が好きで、死んだ小鳥をお母さんみずから解剖して子どもたちに見せたり、家族で流星群を眺めたり。心が自由でのびのびしたお母さんという印象。子供にとって、母親の影響って最大なのだと、あらためて責任の重さをズッッシリと感じるいっぽう、「へ〜、そういう子だったのかあ…」と楽しく読めました。
どの家庭も、手のかからない子、自分でどんどん何でもとりくむ子、だったようで、うらやましい限りです。もちろんここに語られていないこともあるでしょうけれど、夢を難しく考えすぎず、しりごみせず、実現した人たちの話は、とても勇気づけられます。わが子は宇宙飛行士にはならない(なれない)と思いますが、どんな夢でもいいので夢の見られる子、それを実現できる子になってほしいとつくづく思いました。小学生中学生のお母さんに、おススメです!
林業GPS 徹底活用術
「こんな本が欲しかった。」林業誌の書評欄にあったので、早速チェック。林業技術者なら、喉から手がでるほど欲しかった実践的な本。現場でGPSを使いこなすために必要な情報がコンパクトに分かりやすく紹介されている。