Live in Louisville [DVD] [Import]
昨年のライブで、Bass抜きの4人編成でもしっかりとした骨太の音を聞かせてくれます。 John Kayも元気ですし、ひたすらステージだけを収めた映像にも満足です。 ボーナス映像もファンには面白いものです。リージョン・フリーでした。
Steppenwolf
これはもう、痛快まるカジリ、「渋くてかっちょいいのを聴きたけりゃ、とにかく、コレを聴け!!」と、自信をもってオススメできます。
若い人にもわかるようにあえて、たとえて言うなら、「WHITE SNAKEのご先祖様みたいなオト」といえば、ううん、言えないこともない。しかし、生命を危機にさらして「自由とブルースを求めて!!」、東ドイツから亡命してきたリーダー、ジョン・ケイ様の気迫はもう、ただものではありません。
時代背景や音楽状況のせいか、他の楽器パーツ演奏メンバーも「いっちゃってる」というか、けっこう「フリーキー」なカンジで、すっごく気持ちいいんすよお。ドラッグやりながら、プレイしてるんじゃないかなあ、ってトリップ感があります。随所にハモンド・オルガンもひかっていて、おおっと、ここでもひきこまれます。70年代初期ポップスとして聴いてもグーな名盤で、実際、当時、ヒット・チャートに頻繁に顔を出していたらしい。いい時代だったんだなあ。