電子タバコ TaEco(タエコ)GIGA ギガカートリッジ バニラ 2個入
ギガカートリッジの中では比較的飽きなくて美味しいですね。バニラの仄かな甘い香りが口に残りリラックス出来て気分が落ち着きます。タバコとは別の嗜好品としてお勧めかも知れません。
総合スーパーの興亡
表紙のデザインに惹かれたのと神戸大学の経営学部のレベルを知りたくて読んだ。
神戸大学と言えば、一橋大学(東京商大)、大阪市立大学(大阪商大)と並び、かつては、神戸商大と呼ばれ、三商大の一角を占めた大学。今でも、経営学の分野で言えば、一橋、慶應あたりとならんで、留学して、ちゃんと他流試合をしてきたトップクラスの学者をそろえている大学である。
その神戸大学の看板教授のお一人、三品和広教授とそのゼミ生を書いたというのがこの書物である。
実際には、「まえがき」に
この本は、「ゆとり世代」の実像を供覧に付してみたいとゼミ生に持ちかけたところ、彼らが受けて立つというので日の目を見ることになりました。その目的に鑑みて、あえて私が文章に手を入れるようなことはしていません。
(三品和広+三品ゼミ著『総合スーパーの興亡』東洋経済新報社 p.vi)
ということで、実際には、ゼミ生が書いており、また、その部分に続いて、
続く本体部を読み進めていただくと、思わず眉をひそめたくなるような日本語表現に何度も出会うと思いますが、その一方で、大学生がここまでやるかと驚く場面にも出会うはずです。学力不足の問題は、そのようなプラスの側面と天秤にかけて評価すべきものではないでしょうか?
(同書 pp.vi-vii)
と書いてあるので、相当期待して読んだのであるが、結果的に言うと、はずれ。
たとえば、文学賞を取ったり、あるいは、大学時代から院生並みの研究をするような天才肌ではなく、普通の大学生が集まって書いているのだから、こんなものだと言えば、こんなものなのだろうが、まぁ、それにしても、発想が凡庸である。
「スーパーの業績は店長で決まるのではないか」からスタートし、立地、収益性、組織、決算書と分析を進め、経営者の経営に対する考え方、それを生んだであろう過去の体験へと調査を進めていく。そして最終的には、総合スーパーは三品先生の言う「事業立地」が荒廃したことによって事業性がなくなり、この点で、ディベロッパー業に比重を移したジャスコ、コンビニエンスストアという業態に移行したイトーヨーカ堂は、これまた三品先生の言う「転地」に成功し、存続し得たが、ダイエーは人材配置に誤り「転地」に失敗したため潰れたという話になる。
全体としては、それなりにきれい流してあるものの、何が発想として凡庸かというと、商売を始めるまでの経験でその後の事業観が決まっていると素朴に思う、いや、決めつける点である。
彼らはミンツバーグを読んだことはないのだろうか?
本が手許にないので正確に引けないのだが、「戦略はクラフティングだ」なのだ。
経営者、いや、少なくとも責任感のある経営者は毎日、戦略を作っては潰し、作っては潰ししているのだ。
幼少期など、かつての経験で経営が決められるというような単純な分かりやすい話は、分かったような気もするし、素人受けはするだろうが、あまり本質を突いているようには思えない。
三品教授も書いているように、本体部分の文章が、大学生の同好会ノリの「内輪だけでおもろい」ものであり、その部分が、さらに独りよがりで幼稚さを感じさせる。
しかしながら、本書の一番最後にあるゼミ生のあとがきを読んでいると、少なくとも何人かの学生はこの本を書くことによって、経営の厳しさ、怖さに触れたように思われ、それだけは頼もしく思う。
まぁ、それにしても、三品先生、こんな本をご自分の名前で売ろうとしちゃあいけないなぁと思う。「ゆとり世代」の実物を供覧したいとしてももう少し他の方法もあるだろうし……。
さらに言うと、まぁ、死んでしまったからというのもあるかもしれないが、日本のチェーンストアを扱って、渥美俊一の名前が出てこないというのも不自然だと思う。彼は「転地」みたいなこともずっと前から言っているし……。
荒ぶる日本の魂たち
以前の二つと較べるとコントが少なすぎです。
クドカンが忙しいのは判るけど、
曲とコントの割合は半々にして欲しかった。
例の「死んでねえ~!!」のコントも入ってないし
『コール&レスポンス』はつまらないのに入ってるし・・・
『チャーのフェンダー』のコントが
『メールが来たようだ』に通じる面白さだっただけに
余計もったいないよ。
しかし、市川市はグループ魂のメッカ?
松戸じゃないんだ・・・
イオン 人本主義の成長経営哲学 (トレビズ新書)
イオンの創始者の経営のノウハウ書かと先入観をもって読み始めましたが、そうした予断を見事に裏切る素晴らしい生き方の本でした。「教育は最大の福祉」「良い不満、悪い不満」「優れた常識人をつくる」など、わが息子にも読ませたいと思いました。深く感動しています。