ファースト・インプレッションズ・オブ・アース
1stであれだけのものを作ってしまうと、今後どれだけ素晴らしいものを作ろうと、
決して最高傑作誕生!なんてことは言われないんだろう。
そんな宿命の元なお新たな作品を生み出すStrokesというバンドには敬意を表したい。
1stはジュリアンがほぼ主導し、全体のサウンドを組み上げていったが、
このバンドは各メンバーがソロ活動できるほどのクリエイター揃いだということは知られるところだろう。
このアルバムにおいて、ようやくその「メンバー全員の個々の力」というものが、Strokesサウンドに消化された気がする。
Ask me anythingのような完全な新機軸もあるが、やはりこのバンドはリズムのバンド。
ギターもそのメロディだけでなく、リズム楽器となって彩りを添える。
それはどれだけギターサウンドが派手になろうとも変わらないStrokesらしさだ。
アパラチア・ワルツ
私、ヨーヨー・マのファンなのに聞き流してしまった!!!
うーん、大好きなヨーヨ-・マさん、ごめんなさい!!!
ベスト・アルバム先聴いちゃうとダメだわ!!!
チェロの音がものすごく好きという人は良いかもしれないけど・・・。
敢えて言ったら、ファースト・インプレッションズは良かったけど・・・。
うーん、ごめんなさい!!!
海がきこえる
劇中で使用された曲が全部入っているわけじゃありません。
例えば1,ファーストインプレッションは、劇中では二種類くらい使用されていたと思うのですが、そのうちの片方のみ収録されています。実はもう片方が聞きたかった・・・。あと、「海がきこえる」もそうですね。劇中、同窓会前の松野との会話のところで流れた、トランペットがシンセサイザーに入れ替わっているヴァージョンもありません。
逆に使われていない曲も収録されています。
ということで劇中音楽を全て聞きたい人のことを考えて、星四つ
あとは他の方々が書くように素晴らしいです。
個人的には、「海がきこえる」が好きです。劇中は終盤、同窓会終わりの高知城での杜崎の感情の吐露と、里伽子との思い出の追憶。そしてこの「海がきこえる」。哀愁ただようトランペットのソロがたまりません。
お陰さまで、異常なまで印象に残りました。