藤原竜也 演劇の遺伝子 [DVD]
2009年冬の年舞台ANJINからMUSASHI,黙阿弥オペラ、、、とほぼ一年かけて
藤原さんの舞台活動を時間をかけて追った映像に、演出家や
共演者などのコメント、過去の映像も加えて丁寧にまとめたドキュメンタリーです。
実際には、舞台だけでだく、映画やプロモーションの仕事もあったはずですが
藤原竜也さんが、自分の原点としている舞台だけに視点を絞ったため
一つ一つの作品を確実にこなしていく活躍を見れ
ファンとしては嬉しいかぎりです。
本体部分はほとんど、深夜でTVで放送されたものと追加情報はあまりありませんでしたが特典映像として、TVでは放映されなかった巻末のインタビューが出色です。
普通、藤原竜也さんは、取材ではめったに素のご自分をお見せにならないことが多いのです。しかしこのインタビューでは、今までになく、さらりといろいろなことをおっしゃっていました。ANJINの脚本を渡されたのは2年前、英語の台詞が体に入っても、実際に感情が台詞に乗っているのかどうか、、、ずこく不安で不安で、英国留学を決行したこと、MUSASHIの海外公演の成功に蜷川さんもすごく喜んで朝3時4時までいっしょにスタッフらと打ち上げで祝ったこと、MUSASHIの後、井上ひさしさんが予定していた「木の上の軍隊」にワクワクしていたこと、黙阿弥オペラでは「仏の栗山さん」から怒られたこと、共演者の北村有起哉らにだめだしを受けてうれしかったこと、、、、などなど、、、、そこに見えるのは等身大の28歳の生の
藤原さんでした。
2008年の身毒丸復活のDVDの特典映像のインタビューの時から2年。あの時は
まるで硬い殻で自分の周りにバリケードをはっているような感触でしたが、この
インタビューを見て、確実に確実にこの青年は成長をしている。大人に脱皮しつつある、、、と確信、、、一ファンとして非常に嬉しく思いました。
藤原竜也さんのファンの方なら、このインタビューを見るだけでも
価値があると思います。
竜也 いまの俺
さすが篠山紀信。
臨場感溢れる舞台シーン。(長年歌舞伎の舞台を撮影してきた
篠山紀信ならではの、すごさ)
ロンドンの町で、パブで、かの地の友人と和む一時、
そしてブライトンの海で一人たたずむ藤原竜也。
舞台での厳しい表情。気の許せる友人と和む、はじけるような
笑顔。一人の時に垣間見せる孤独の影。
何よりも、単なるアイドルのスナップ写真の羅列に
終わっていなくて、藤原竜也という俳優を、
悩みながら、理想に向かってひた走る、一人の青年として
内面に肉薄し、それを見事に映像に捕らえているのが
素晴らしい。
しかし、被写体の藤原竜也も、恐れることなく自分をさらけ
出したから、あれほどのシーンが撮れたんだと思う。よくまあ
あそこまで、、、、と思う。役者魂だろうか。。。。
話題ばかりが先行してしまったけれど、写真集としては
出色の出来。藤原竜也自身が、「もうしばらくは
写真集を出さなくてもいいぐらい満足」と語っているのも
理解できる。
Numero TOKYO (ヌメロ・トウキョウ) 2012年 06月号 [雑誌]
結婚してからの梨花さんが好きで、子供が産まれての家族写真をヌメロさんが特集する!という事でとても楽しみにしてたのに…引っ越しなどでバタバタしてるうちに買いそびれ…
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さすが!!!やはり!!!あったぁ〜☆
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パレード (幻冬舎文庫)
読み終わって、とにかく「すごいな…」と一言。
日常の異常、人間関係の距離感。こうもリアルに描くことができるのか と。
話す言葉や態度やふるまいなど、目に見えるものは、ほんの一部分なのだと、分かっているが認めたくないことを、見せつけられた気分である。
痛みと共に、納得と安堵に気づき、軽いショックを感じもしている。
それぞれ読んだ人が、必ず何かを感じる作品であることは間違いないだろう。