頭のよくなるゲームアルゴ
単純明快なルール、しかしその奥深い読み合いのゲーム。
実際のところ凄い完成度のゲームだと思いますし、やればやるほどはまれるゲームの一つです。
で、序盤の運要素を多少回避して(最初の一周は間違えてもドローしたカードを表にしなければならないルールではなくどれをめくってもいいことにするとか)読み合いのゲームに突入すると、とにかく相手の言動などすべてがヒントになり、かつ自分の発言のすべてをブラフにできます。
大人から子供まで、誰でも楽しめます。
ただ、真面目に考えない子には退屈なゲームになってしまうかもしれませんけど、あまりそういう子には出会ってません。
バリアントまで紹介してしまいますが、4人でチーム戦のルールがまた非常に楽しいですからやって貰いたいです。
6ジョーカールール(と勝手に呼んでます)もアクセントとして楽しい。
チップ制は避けられない運要素をポイントを使ってバランスをとっている感覚がありますが、もっぱら先に全部めくられたもん負けで勝負しています。それで十分面白い。
欠点は、そのカードのいたみやすさです。
普通のカードより痛みは遅いのかもしれませんが、それは厚紙にビニールコーティング。
その痛み方は最近のルービックキューブのシールのような感じ、といったら伝わるでしょうか。
自分は3代目まで買い替えてます。裏の模様でガンできるようになっちゃうとつまらないですからね。
おおきな森のどうぶつしょうぎ
おじいちゃん(闘病中)と将棋をしてほしくて、ためしに5歳息子にくもんの将棋をプレゼントしてみましたがビジュアル的に食いつきが悪く、あきらめかけていましたが、この商品をニュースでみて、購入。子供にプレゼントしてみましたらどうぶつの絵のかわいさがとても気に入り、本将棋を楽しくゲーム感覚で理解することができたと思います。ほんの1週間ほどで普通の将棋でも本将棋がうてるようになりました。
よんろのご(日本棋院推薦)
5歳の息子に、碁を教えてあげようと購入しました。
予想以上に楽しいです。たかが4路ですが、奥深さは本物です。説明書は問題集になっており、最後までやり終える頃には、ある程度対戦のノウハウが習得できそうです。息子と少しずつ詰め碁のように楽しんできましたが、「そろそろ対局だね!」と盛り上がっています。むしろ親が夢中という話も…。年齢的には、4〜5歳からが適切かと思われます。
広大な碁盤、定石などの難易度の高さから敬遠されがちな碁ですが、まずはこれで初めてみてはいかがでしょうか。大人も夢中になれます。
ちなみに、碁盤は厚紙?で出来ており、耐久性はいまひとつというところです。碁石は木製で、手頃な大きさがあり、子供と遊ぶには悪くない出来だと思います。
どうぶつしょうぎ
別の方のレビューにもあるとおり、ゲームとしての面白さもさることながら、商品の作りもよく、気に入っております。
ドイツゲームのように、紙製のボード(耐久性は十分あります)、木のコマ、コマのシールもしっかりしており、長く愛用できそうです。
どうぶつしょうぎ 特選
箱を開けると檜の香りが感じられて気持ち良かったです。
ゲームとしての解析は完了していて
最善手を指し続ければ後手が勝ちます。
しかし、勝ちに至るまでの最長手数は78手、
総局面数は15億通り以上、最長詰み手数は23手と
相当奥の深いゲームとなっています。【1】
この「特選」は実売価格で、普通のどうぶつしょうぎの倍以上します。
今までのどうぶつしょうぎが
「子供っぽい」、「安っぽい」と感じられた方にお勧めします。
【1】:「どうぶつしょうぎ」の完全解析,東京大学情報基盤センター,田中哲朗