ペルソナ ~トリニティ・ソウル~ Vol.10 [DVD]
2008年のアニメの中で最も独自の輝きを放っていた作品です。
大人気とはならなかった理由を考えてみましたが、この作品には他のアニメには無いものがあると同時に、一般的なアニメに求められているものを必ずしも満たしていない、ということでしょうか(原作が若干カルト的な支持を得ている類のものだというのもあると思いますが)。
26話という話数を非常にうまく使っていました。1クールでも丸1年でも駄目だったと思います。主役から脇役まであらゆるキャラに息が通っていることが台詞の端々から伺えました。
ラストは大団円を迎えたとは言いがたいですが、慎たちは残された人々として暗澹とした生き方をするのではなく積極的に未来に進む決意をしたと思えます。決して後味の悪さがいつまでも残るような終幕ではありません。
全体を通してみても、すばらしい作品です。ある意味ではアニメらしくなかったのですが、アニメだからこそ伝えられる表現があると再認識しました。
ペルソナ2 罪 公式パーフェクトガイド (アトラスファミ通)
「この攻略本を手に取ってしまったら、6人の人にこの本を勧めないと大事なモノを獲られる。」
と帯に書かれていたのでレヴューします。
以下が大まかな目次とその内容です。
キャラクター紹介
基本システム(説明書的な内容を深めたもの)
噂システム
キャラクターとペルソナ(各キャラの成長傾向や大器晩成型などペルソナの成長タイプや変異について)
戦闘と悪魔とのコンタクト(説明書的な内容を深めたものが多いがダメージ算出式などもある)
ストーリー攻略(見やすいダンジョンマップと出現悪魔、廃工場ではフロア別出現悪魔も記載)
シアターの楽しみ方(カリスマ教室前編・後編とペルソナ泥棒の攻略マップとクエスト作成について)
ペルソナデータ(魔術師などアルカナ別で分類)
悪魔データ(レベル順で感情を引き出すために有効なキャラとその行動、例えば「ものまね」などが記載)
スキルデータ(合体スキルや噂魔法の発動条件・威力などを含めた詳細なデータ)
装備品データ・アイテムデータ・ショップデータ(噂で変化する品揃えの詳細)
金子一馬氏による主要ペルソナのイラスト(アポロンなどの主要ペルソナと新規のペルセポネーとクシエル)
となっております。
本の厚さは花畑本と言われるものと大凡同じですね。
本のデザインはストロベリー色(薄い赤)を基調にしたもので女性的と思いきやシアターの楽しみ方以降は深紅色となり暗い感じになります。紙質はザラザラ感のあるもの。
肝心の内容ですが、PSP版で初登場のシアターに関するダンジョンデータがありがたかった。恐らくここがPS版用の攻略本にはない一番の売りだと思われます。クエスト中はセーブできないため、複雑なダンジョンであるペルソナ泥棒のクエストの攻略には不可欠です。
またクエスト作成の際に使用できるNPCのグラフィックなども掲載されておりクエスト作りをされる方にも配慮されている攻略本になっています。上記のクエスト以外のダンジョンマップも掲載されています。
ペルソナ4 3 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
なんていうか特典のドラマCDは…
オープニングのマーガレットの語り口調は良かった。
ていうか、其処だけかな(笑)。
残りのバスケ部のエピソードは、アニメで端折られた部分、
原作ゲームのコミュを再現したモノなのかな?
ずいぶん昔にクリアしたもんだから忘れたけど…
そうじゃないとしたら、やまなし、おちなし、意味なし、
のヤオイすぎて面白くなかった(笑)☆−1。
まぁ本編アニメは相変わらず原作ファンなら納得の仕上がりでした。
ペルソナ~トリニティ・ソウル~コミックアンソロジー (IDコミックス DNAメディアコミックス)
アンソロジーコミックを読むのは久しぶりでしたが、なかなか楽しめました。
かなりはしょってますが、収録されている主な内容を記しておきます。ストー
リーは基本的に13話以前の時期のものです。
「拓郎の休日〜やる気だけは100%〜 築山竜二」ペルソナを出す練習をする拓郎
とそれに巻き込まれる慎と洵の話
「真冬の階段 太平洋美」8話の後日談、慎と拓郎の肝試し
「楽しい!黒部海岸 カワタユウコ」7話のギャグ版 ゆう子が可愛い
「署長が頑張った日 犬山まさと」6話のギャグ版
「ふるふる 白石琴似」雪と神郷兄弟の話
「ガンバッた諒兄ちゃん 森山夏鈴」弟に好かれようと頑張る諒の話
「俺と弟と兄貴+α 御巫史」神郷家での幽霊騒動 ミニ版の慎のペルソナが出る
「君の中身 都波みなと」アフロの中身談義 慎とめぐみの性格が素敵に
「ザ・リフォーマーズ 青葉隼人」8話で曲がった蛍光灯をペルソナで直す話
「いつでもここから 渡空燕丸」楢崎刑事をまゆりがコーディネイトする話
「思い出の授業参観 辰巳仁」洵の授業参観に出席しようと変装する拓郎、めぐみ、叶鳴の話
「タイホしちゃうの 浅見百合子」一日署長後、コンビニ強盗に遭遇する、めぐみ、叶鳴、楢崎刑事、そして名探偵・洵の話
「前髪とぼく。 望月和臣」前髪ぺったりの憂鬱
「戌井さんと犬 浦えんや」そのまんま
「大歓迎日和 さかざき鳴」弟を全力で出迎えしなおそうとする諒とやぶれかぶれな慎の話
だいたい以上のような感じです。個人的には、「楽しい!黒部海岸」が好きです。
後、「思い出の授業参観」では現在の設定と異なる部分があります。