刑務所の中 特別版 [DVD]
私はこの作品を映画館で見ました。
評判のわりに その日はガラガラで。
でも、そのおかげで みんな声をあげて大笑い。
物語が始まってすぐにもう笑えます。
どう考えても どーでもいいことに「いいおとな」が必死ですから。
”中”は、「そりゃないだろ?」の山盛り。
人間の突発的生理現象より規則が優先されるわけです。
集団生活ですからね、確かに。
それぞれ 犯罪に手を染めてしまった人たちですし。
・・でもねぇ。
少し引いた視線で 軽々と日常を描いていくわけですが、
山崎努さんの 独言は「うまいっ」の一言です。
しかし 佃煮系のおかずが多すぎないか?
糖分も取りすぎにならないか?
この映画を見てから、お菓子の「アルフォート」を見かけると
笑ってしま!います。
ムショメシ
昨今B級グルメは数あれど、本書のように「料理メニューを並べられてもなあ、一般人が食べられるわけじゃなし、逆に食べるような状況になりたくない・・・」と思うグルメ本は稀。そういう意味で希少性はあるし、本書のインタビューでも登場されいる漫画家・花輪和一氏の「刑務所の中」のサブ読本と考えれば面白い本とは言える。もちろん私はムショメシを喰ったこと無いわけですが、「写真、綺麗すぎやろ!?」と突っ込みたくなる出来です。刑務所入り確定で、心構えをしたい人はぜひどうぞ。(冗談ですからっ)
カオス
Track1~2が76年5月(クレジットは4月)のSpedding Sessionsです。プロデューサーにクリス・スペディングを迎えて、本作収録の2曲と「Pretty Vacant」を録音したもので、時間の都合でちゃんとしたミックスダウンはされませんでしたが、これがセックス・ピストルズにとっての初レコーディングだったそうです。音は結構良好ですよ。Track3~7がアルバム『Great Rock N Roll Swindle』のdifferent mixです。こちらもなかなかの音質です。そして、Track8~10がスウェーデンでのライブで、ベースはシド・ヴィシャスです。音質はいまいちです。全て、結構レア音源だと思いますので、聴いてみる価値はあると思います。
刑務所の中 (講談社漫画文庫 (は8-1))
感想は他の方も言っているとおりなので、文庫版としての気づきを書きます。
コミック版は確認していませんが、既に持っていたコンビニ版と比べると、この文庫版は原稿の左右が少しカットされています。
そのため、絵が全体にわたっているページなんかは端の部分がなくなっています。絵だけならまだしも、文字まで途中で切れて読めない箇所がわずかながらあるのは、配慮が足りないと思います。
もっとも印刷の具合は絵の暗い箇所が黒くつぶれてしまっていたコンビニ版より出来がいいし、新たに16ページの刑務所のイラストが追加されていますので、悪いことばかりではありません。総合して星一つ減点としました。
短篇集hi mi tsu ki chi ヒミツキチ (ビッグコミックススペシャル)
大満足の短篇集。
他のレビュアーの方がおっしゃっているように、
一枚画と文章だけ参加の方もいますが、
それを差し引いても十分な価値。
どの短篇も本当に心にじわっときて、あたたかい気持ちになります。
個人的には業田良家さんと三好銀さんの短篇が特におすすめ!
造本もとても良くて、自分で持って大事にしたくなる本です。