ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)
おこづかいを貯めて買った思い出深い本です。装丁は残念ながら、昔のもののほうが良いと思いますが・・・田舎の家にある大きな衣装ダンスから、なぜか不思議な国ナルニアに行ってしまい、そこから4人兄弟姉妹の冒険が始まります。兄弟ゆえのぶつかり合いあり、たくさんの不思議な登場人物あり、息を飲む場面あり、あっという間に読み終わりますが、続編というか、シリーズで4冊出ているので、「もう読み終わってしまう!」「このあとどうなる?」と思わずにすみます。映画にもなるようですが、ぜひこの原作を読んで行ってほしい!!なんて思ってしまいます。
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [DVD]
疎開先で体験する、壮大な冒険。不思議な住人達、4兄弟の成長、恐ろしい魔女・・・。
映像はとにかく美しく、どっぷりとこの世界に浸れます。
でも、あの「指輪物語」を観てしまうと、どうしても脚本の力不足を感じました。
登場人物の描き方や、空気感が淡泊で、展開もちょっと長く感じました。
原作を知らないので、第一章でほぼ完結したように見えるこの作品が、
後の章でどう展開していくのか楽しみです。
設定がとても面白いので。
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女【日本語吹替版】 [VHS]
1988年イギリスBBC製作の「ナルニア国物語」です。
派手な演出や最新の画像処理などからは程遠く、
合成場面や張りぼてキャラクターなどは、観ていて笑ってしまいます。
まるで絵本を開いて読むように物語は描かれていきますので、
ゆっくり筋を追って楽しみたい方にはおススメです。
この後のVol.2とVol.3も観ましたが、それなりに楽しめました。
The Chronicles of Narnia Full-Color Box Set (Books 1 to 7)
ナルニア国ものは、ハードカバー、ペーパーバック、合本版、分冊版と各種ありますが、一番のおすすめはこのカラー・ペーパーバック版です。カラー版なのでとにかく挿絵がきれい! 紙質も普通のペーパーバックより格段に上質で、まさに「コレクターズ・エディション」です。分冊で1冊ずつならかさばらないので、本棚の飾りどまりということにもなりませんよ。廉価版に比べれば少々値がはると感じられるかもしれませんが、ナルニア国ファンなら買って損はさせません。繰り返しますが、絵がきれい!